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プロデキューブログ

〜運送会社の改善活動を現場目線&客観的視点でレポート〜

公開日:2013.04.29

ドライバーである前に

寄宿先で目覚めると、眼下に広がっていたのは東名高速の吉田IC。

5時台から吉田ICを発着するトラックをしばらく眺めながら「おつかれさまです」

そして「今日もやりまっせ~」と誓う。

本日は静岡の運送会社様での講師対応で会場はこちら。

当社の出番は午後でしたが、午前中の全体会議から参加させて頂きました。

客観的に全体会議を観て感じたことを研修プログラムに反映するのが目的。

会議の中で気になったキーワードを書き出して体系的につなげていきます。

閲覧した会議資料には参考文として「松下電器は人をつくるところです。あわせて電気商品もつくっております。」と記載されていました。

社長様が檀上から語る「人間力」とのキーワードが胸に刺さりました。

見たことがない現場の状況をイメージするために、休憩中や昼食中を含めて社員様の動きを観察する。

すると見えない課題(弱点)が見えてくる。

その課題を120分間の研修で共有して伝えられる範囲の改善方法を練る。

そして「あの方法しかない!」と腹をくくる!

研修前、社長様に確認しました。

「少しキツイ表現を用いるかもしれませんが・・・いかがでしょうか?」

社長様はこちらへ体の正面を向けて、私の目を見てこう仰いました。

「厳しく指摘(指導)してください。そのためにプロデキューブを呼んだのですから。」

ご来賓の皆様は「○○が素晴らしい」とか「○○でお世話になっています」と良いことをお話しされますが当社は違う。

人前でお話しをする講師料金はもちろん、ここに来るための交通費や宿泊費も頂いているのですから。

研修冒頭「当社の仕事は運送会社のドライバーさんの給料(時給)を上げることです」と自己紹介。

そう言ったあとは約100名様を相手に嫌われ役になり尽くす。

皆様の事故やトラブルによる給与低減を、ひとつでも未然に防げるのなら。

研修終了後、ドライバーさんが口々に「ありがとうございました!」と笑顔で仰ってくださいました。

退出時、社長様が握手をしてくださいました。

当社にとって今月25回目(高柳15回:大林10回)の講師対応は、久しぶりに体力と気力を激しく消耗した120分間。

いつもながら寿命が1日分縮まりました(笑)

浜松駅からの乗り換え時、気になるお菓子?(150円)を発見。

しばしクールダウン&栄養補給をさせて頂きます(笑)

ありがとうございました。