第三者的な視点
運送会社様を訪問時に気を付けていることは、時に第三者的な視点で
『聴く・見る・考える』こと。
その視点で『お金や時間を掛けず、すぐに改善できる方法』の提案を
行うと『自社の事は自分たちが一番わかっているつもりだったが、
客観的な視点で見てもらうと新たな課題や解決策が発見できた』との
ご感想を頂けることが有ります。
そして昨日のブログに記載した通り、当社は提案するだけのコンサル
タントではなく、サポーターとして改善を実施して結果が出るまでが
事業領域!
とてもやりがいのある楽しいお仕事です。
振り返れば、私も以前の運送会社に勤めていた頃には気付かなかった
『自社の良い点や改善すべき点』が有りましたね。
~ 視点を変えて観察すること~
例えばこんな事例も・・・。
ある運送会社様の立派な応接室にて社長様とご面談。
着座すると、社長様の後ろ側に掛かっている月めくりカレンダーが
とても気になる私。
実は、月が替わって数日経つのに、カレンダーが先月のままになって
いたのです。
来客用の席の私からはすぐ目に付くが、常に背中を向けて座われる
社長様はそのことに気付きにくい・・・ってことですね。
荷捌き現場では・・・。
プラットホーム上にゴミが散らかっていると嘆く管理者様。
しかし、私の目には明らかにゴミ箱の数が少ないし、ゴミ箱の設置
場所が遠い。
そこで、全員ですぐに簡単に始められるゴミ拾い作戦を提案。
このように現場を訪問することで見えてくる、問題点や改善策が
たくさん有ります。
そして、現場で働く方々とのコミュニケーションを大切にしながら
改善活動に巻き込むことや、課題解決に楽しく取り組める環境作りが
向上や継続のポイントだと思います。
何より、春は荷主様の社内人事異動が多い時期。
荷主様から新任の物流担当者様が挨拶に来社し、現場を視察される
ことも有るのでは!
『自分の会社を何とかしたいとお考えのあなた!』
荷主様が来る前に、私と一緒に現場をゆっくり歩いてみませんか?
悪い点ももちろんですが、きっと良い点が見えてきますよ!
ありがとうございました。