校歌とお辞儀と甲子園
雲は湧き光あふれて♪ 天高く 純白の球 今日ぞ飛ぶ♪あの歌をこの場所で聞きたくて、やってきました。
夏休みの間、テレビやラジオでずっと高校野球を楽しんでいました。
県予選でノーシードから勝ち上がってきた、熊本県代表のチームが印象に残りました。
雨でぬかるんだゲームをものにした監督のコメントによると、普段から長靴を履くような雨の時でも「甲子園では雨中の試合もある」と想定して練習を続けていたとのこと。
“甲子園”という明確な目的を持ちつつ、素晴らしい事前対応だと思います。
和歌山県代表の二塁手が、延長12回裏ワンアウト1塁3塁からバックホームせずに試合終了となったことが気になっていました。
大会本部は試合直後に「二ゴロ」となっていた記録を、二塁手が本塁に早急していてもセーフになっていたとの判断により「二塁内野安打」に訂正したとのこと。
二塁手の将来を守る素晴らしい事後対応だと思います。
昨年の大会では千葉県代表の高校に注目していました。
全員がえび反り状態で全力で校歌を歌う姿に感動しました。
今年の大会では山形県代表の高校に注目しています。
全員が全力で深々と正しいお辞儀をする姿に感動しました。
スポーツを通じて得ることは技術だけではなく、勉強を通じて学ぶことは知識だけではないはず。
他の人よりも先に大きな声が出せること。
誰に対しても正しいお辞儀ができること。
スポーツを通じて身に付けた習慣は彼らの将来において、会社というグランドや社会という大舞台でも大きな武器になるでしょう。
そして人生という試合の中で、その武器が彼らの大ピンチを救う場面がきっとくるでしょう。
今週は群馬・東京・神奈川・愛知・兵庫・岡山・広島・熊本で講師対応の予定を頂いています。
また今週からよろしくお願いします。
ありがとうございました。