朝市と運送会社の密接な関係
北海道での最後の朝。
北海道に滞在時以外では「朝からこれは無いやろ」と思うメニューを注文して大満足(笑)
さて、今回の旅で印象の残ったのは、北海道における外国人観光客の多さ。
特にアジア諸国と北海道は、各空港間が直行便でつながっているとのこと。
「直行便が有るから観光客が来るのか?」
「観光客が来るから直行便が有るのか?」
どちらが先かはわかりませんが、密接な関係であるのは間違いないようです。
京都でも、観光都市化に向けて外国人観光客を増やす計画があると聞きました。
それぞれの魅力については私見ですが、京都は「四季と技」、北海道は「自然と心」と思います。
その魅力を体感するために、世界中からお客様が訪れます。
物ができれば人が動くのと同様に、人が動けば物が動く。
物を動かすのは言うまでもなく運送会社が第一人者です。
その昔、人を運ぶ鉄道会社が乗客を増やすために沿線に住宅地を造成したり、遊園地を設営したと聞いたことがあります。
その仕掛けを運送業界に置き換えて考えてみる。
「運送会社が有るから製造会社が有るのか?」
「製造会社が有るから運送会社が有るのか?」
少なくとも、こちらの朝市では運送会社の機能無しでは商売が成り立たないようです。
それが証拠に、どちらのお店でも「送料無料」ではなく「送料別途」としたう上で、“定価の運賃”を提示されています。
運賃を値引きしているような客は、ひとりもいません。
商品に対する値引きや“おまけ”の交渉は有っても、運賃は目的地へ届けるために不可欠な「切手のような存在」として扱われています。
「運賃=運送会社のサービス」に必要性を感じて、さらには「提示された定価」を支払うことで確実性を求めているのでしょう。
各社のドライバーも早朝からフル稼働のご様子。