安全対策は誰のため
大林が大阪の運送会社様でドライバー研修を担当。
テーマは国土交通省告示第1366号より「トラックを運転する場合の心構え」について、ドライブレコーダーの映像を使用して提供しました。
研修を含む全ての安全対策とは、会社のためではなくドライバーのためです。
なぜなら。
重大事故を発生時にケガをしたり。
被害者の状態によっては身柄を拘束されたり。
事の重大さによっては“容疑者=犯罪者”として全国に名前が発信されるのは、当事者であるドライバーですから。
だから「自分を大切にするための安全対策を」と提案しています。
そして、会社がドライバーの健康や生活を思う度合が、安全対策の質と数に表われています。
その点をドライバーに説明していなければ、安全対策の実施は会社の記録には残りますが、ドライバーの記憶には残らず。
せっかくの安全対策も、行政対策の域を超えることができません。
私たちは、ドライバーの記憶に残るための研修プログラムを設計しています。
誰もが言わないことを言うのが、私たちの役割です。
皆様に、納得して動いてもらうために。
誰もが嫌がることも喜んで取り組むのが、私たちの仕事です。
ありがとうございました。