昨日の続きです
私の事故防止に対する思いが強くなった理由、それはとても
つらい出来事でした。
今からちょうど10年前・・・。
私の元部下で、小田原と沼津で帰り荷を積み込み名阪国道を
運行中に追突事故を起こし、二度と帰ってこなくなったドラ
イバーがいます。
小田原で空車になり午前中早めに帰り荷を積めたので、夕方
までに大阪へ帰ろうとムリをして走行していたようです。
当時は運行管理の重要性には着目せず、走行速度も連続運転時
間もほぼドライバー任せでした。
それは、売り上げ至上主義と言われても仕方無い状況でした。
残念ながら数年後にも同様の追突事故が他事業所で発生しま
した。
そして、そこから真の『安全を全てに優先する社風作り』が
始まったのです。
死亡事故が起こってからでは遅かったのですが・・・。
本日12月3日は彼の命日です。
あらためてご冥福をお祈りいたします。