相対点呼
私は中小物流事業者様のサポーターとしてたくさんの
物流現場を見させて頂きますが、ほとんどの事業所で
お困りなのが『点呼の100%実施』です。
中小物流事業者様は大手運送事業者様よりも厳しい運行
条件を強いられていることが多く、点呼の重要性も増し
ているのですが・・・。
経済事情により夜間に点呼者を置くことができない。
車庫と事務所が離れていて、ドライバーと会わない。
地場で効率の良い仕事が無く、売上優先で長距離運行。
出先に営業所が無く、車内が生活空間(食べる・寝る)。
本日訪問した運送会社2社様でも同じようなお困り事が
有りました。
今できることは『相対点呼機会の不備を十分にフォロー
できるようなコミュニケーションの質と量』を実践する
こと。
ドライバーとの電話による短い会話の中で、いかに質の
良い安全点呼を行えるか。
ドライバーの事故防止につながる効果的なタイミングで
電話による中間点呼を行えるか。
大きな課題です。
私にとっての夏休みの宿題ができました。
ありがとうございました。