求荷求車システムは誰のため
渡辺は愛知へ。
合同開催は、当社が推奨している他社や他者と共に学ぶ“共学”スタイル。
事故発生データに基づき、その傾向を分析して対策を提案しました。
「管理者が自分でやったことはドライバーに伝えるし伝わる」の法則。
その集大成として、県単位での安全性が向上することを目指しています。
大林は広島に到着後、レンタカーで移動して運送会社6社様を訪問。
まずはドライバー研修。
国土交通省告示第1366号より「トラックの運行の安全を確保するために遵守すべき事項」
安全運行へは、ドライバーの健康状態(体調と感情)トラックの車両整備が必須条件。
その必須条件を確認する毎日の始業前点検と点呼(終業点呼を含む)を、100点満点で取り組むこと。
特に日照時間が短くなる秋に備えて灯火類の再点検をお願いしました。
続いてのドライバー研修では、宵積み終了の時間に合わせて2回開催。
競合他社に負けない人の品を提供し、一番に選ばれるドライバーになること。
その結果として「一番に選ばれる運送会社になることを目指して」
高柳は久しぶりに岡山へ。
運送会社勤務時代に担当した荷主様の工場がすぐ近くに有ることを思い出し、懐かしさから足が止まりました。
本日の研修会場です。
協同組合様での共同購入は軽油をはじめとする物品だけでなく、教育機会も共同で行うと割安です。
まずはドライバーに、協同組合事業である求車求荷システムの説明会。
ドライバーが荷主様から想定外の輸送依頼に対しても「当社の仲間が対応できます」と言える(=断らない)こと。
これはドライバーにとって、輸送のプロとしての誇りの醸成につながることでしょう。
次に、遠方で空車時に帰り荷の斡旋を受けることで、早く確実に実車で地元へ帰れること。
本来、求荷求車システムの成立の条件は「依頼された元請け運送会社のドライバーと比較して、安全はもちろん品質においても同等もしくは同様以上のサービスを提供できるドライバーであること」
この種の説明会は経営者や管理者向けでの開催は耳にします。
ドライバー向けは初めて聞きましたが、他地区でも推奨すべき企画だと思いました。
同じ協同組合に所属する全国のドライバーが、道路上でスライドする時に“まるで自社便同士のように”互いに手を挙げるようになればいいですね。
複数社合同のドライバー研修のテーマはこちら。
求荷求車システムにより得た仕事で提供すべき「安全と品質」について。
クレームが出ない仕事以上に。
終了後は懇親会。