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プロデキューブログ

〜運送会社の改善活動を現場目線&客観的視点でレポート〜

公開日:2009.09.01

パネルディスカッション

朝から大阪市内の運送会社様にはじめての訪問。

内勤者向けの来客マナー向上や管理者とドライバー間、本社と

営業所間のコミュニケーション作りについての意見交換などで

楽しい商談となりました。

その後、週末の搬出作業の打合せを終えて午後より運送事業者で

構成しているある協会の設立記念集会を覗いてきました。

実はこの協会の主旨や活動内容を全く理解せずに参加したので

私はチンプンカンプンです(失礼)。

そんな中、物流業界で著名人?の方々によるパネルディスカッ

ションで話されていた言葉が印象に残りました。

 

内容はこんな感じです。

適正な運賃を収受するには自社の強み(領域)を明確にして

品質を向上させること。『なんでも運びます』では支持を得ら

れない。

 

どの業界の運送業務に特化するべきなのかをマーケティング。

ターゲットとなる業界が決まったらその業界を研究する。

 

荷主のニーズを探る。意外と荷主と運送会社が『アンマッチ』

になっている状況が多い。

 

下請けや孫請けならまだしも、それ以上になると荷主のニーズは

伝わらない。実運送会社の物流品質も伝わらず『低運賃での輸送』

のみが残る。

 

不況下でも業績が向上している運送会社の共通している特長

とは『社員教育に注力して結果を出している運送会社』。

 

物流コンペ開催時において、単価の安いだけの運送会社は

真っ先に除外される。

ん?これって!当社の考え方や事業内容と良く似ています。

まるで壇上から当社のセールスを行ってもらったみたいな・・・。

私は勝手に都合の良い解釈をして自転車で会場を後にしました。

ありがとうございました。