パネルディスカッション
朝から大阪市内の運送会社様にはじめての訪問。
内勤者向けの来客マナー向上や管理者とドライバー間、本社と
営業所間のコミュニケーション作りについての意見交換などで
楽しい商談となりました。
その後、週末の搬出作業の打合せを終えて午後より運送事業者で
構成しているある協会の設立記念集会を覗いてきました。
実はこの協会の主旨や活動内容を全く理解せずに参加したので
私はチンプンカンプンです(失礼)。
そんな中、物流業界で著名人?の方々によるパネルディスカッ
ションで話されていた言葉が印象に残りました。
内容はこんな感じです。
適正な運賃を収受するには自社の強み(領域)を明確にして
品質を向上させること。『なんでも運びます』では支持を得ら
れない。
どの業界の運送業務に特化するべきなのかをマーケティング。
ターゲットとなる業界が決まったらその業界を研究する。
荷主のニーズを探る。意外と荷主と運送会社が『アンマッチ』
になっている状況が多い。
下請けや孫請けならまだしも、それ以上になると荷主のニーズは
伝わらない。実運送会社の物流品質も伝わらず『低運賃での輸送』
のみが残る。
不況下でも業績が向上している運送会社の共通している特長
とは『社員教育に注力して結果を出している運送会社』。
物流コンペ開催時において、単価の安いだけの運送会社は
真っ先に除外される。
ん?これって!当社の考え方や事業内容と良く似ています。
まるで壇上から当社のセールスを行ってもらったみたいな・・・。
私は勝手に都合の良い解釈をして自転車で会場を後にしました。
ありがとうございました。