添乗指導は“人間ドラレコ”
渡辺は埼玉の運送会社様でドライバー研修。
積み荷の安定が悪いと、走り方に影響します。
積み荷の固定が緩いと、停まり方に影響します。
大半が長距離輸送を担当する大型車のドライバー。
大林は大阪の運送会社様で管理者勉強会。
先日担当させて頂いた添乗指導の結果を報告して、「取り決めの浸透」と「取り組みの進捗」を共有する機会。
添乗指導とは、たとえると“人間ドラレコ”のよう。
ドラレコは会話をしませんが、私たちはドライバーに話し掛けます。
ドラレコは車内で決められた角度で固定されていますが、私たちは車外でも動き回ります。
ドラレコは車内の安全のみが対象ですが、私たちは車外の品質も対象ですから。
ドラレコでは“聞けないココロ”と“見えないトコロ”を確認します。
車輪止めの正しい装着・バック走行時の安全確認・挨拶・身だしなみ。
この中で社内でもできていないことが有れば、社外でもできていません。
社内では事故やクレームにならなくても、社外では事故やクレームになることがあります。
安全と品質において、社内では事故や違反を未然に防止すべく注意をする管理者がいます。
社外では安全のみの事故や違反を発生後にだけ“対応してくれる”警察官しかいません。
全社全員の無事故の継続を目標にして、ひとりひとりに関心を持ちましょう。
全員が同じことができるようになるために、個々の状態に応じた添乗指導を。
ありがとうございました。