点ではなく線で覚えて事故防止
大林は大阪で添乗指導。
三十代で入社2か月目のドライバーが対象。
前職も運送会社でドライバーとのことで、法定速度内の安全速度で走行されていました。
しかしながら。
働く運送会社が変われば担当する荷主様が変わります。
荷主様が変われば扱う商品が変わります。
扱う商品が変われば納品先が変わります。
場所を探しながらの運転になりやすいのが、新人ドライバーの危険な傾向。
カーナビを“見る”のではなく。
安全に完全停車して。
地図を“読む”こと。
カーナビの機能以上に安全な道路や効率的な道順を選択することも、プロドライバーの条件です。
走行距離が長くなれば交通事故に遭う確率も高くなります。
走行中にカーナビを見続けることは「無自覚の脇見」状態。
地図で運行経路を調べることにより、目的地を点で覚えるのではなく、頭の中で適切な経路を線でつなげて覚える方法を提案しました。
高柳と渡辺は東京で打ち合わせ。
まだ詳細は公開できませんが「国と荷主様と運送会社様の三方よし」を目指す取り組みです。
東京オフィスに立ち寄って。
午後は埼玉のメーカー企業様へ。
輸送協力会社様を対象とした管理者研修。
「社内改善=社員教育」の進め方について、事例を挙げてご紹介。
本日訪問したメーカー企業様は、私が運送会社に勤務時代の荷主様。
ですから、納品時のニーズや荷扱い時の注意事項も習得済みの得意分野です。
いつもより、力が入ったのは気のせいではございません。
当時の荷主様には、特にメーカー企業様の考え方に準ずる「環境対策への取り組み方」など、多くのことを教わりました。
メーカー企業様から「配送車両燃費の月次報告」を求めらることも当時では珍しく。
燃費が向上すると我が事のように喜んでくださったのも、良き思い出です。
本日ご紹介した「安全と品質への取り組み方」により、少しでもご恩返しができたなら幸いです。
ありがとうございました。