もうひとつのKY活動
大阪での添乗指導。
添乗指導員は、昨日に運行管理者150名様を対象に「一般講習」を担当した北薗です。
ドライバーひとりずつでも、交通事故を確実にゼロにしながら。
荷主様を含む世間が感動する「人の品と作業の質」を追求。
今でも、これがプロデキューブの本来の姿だと思っています。
渡辺は東京の運送会社様で管理者研修。
テーマは「ルールを守るドライバーを育てる」
「管理者が伝えたことがドライバーにどれぐらい伝わっているのか?」
掲示物は取り決めた段階であり、取り組んでいる段階ではないと判別しています。
掲示物により意思の正しい伝達が完結すると思うのではなく、「正しく伝わったか」を不安に思うぐらいがちょうど良いのかもしれません。
「正しく伝わっていないかも」と思うことも「かもしれない管理」の原点であり利点です。
夜は埼玉の運送会社様でドライバー研修。
テーマは国土交通省告示第1366号より「危険の予測及び回避」
危険(K)を予測(Y)するKY活動と同じく。
汚いもの(K)を良くする(Y)のもKY活動。
車両や施設や服装や、社員の心が汚い状態も、事故につながる危険な状態です。
まずは社内から、危険の予測につながる汚いものをキレイにしましょう。
大林は岡山の運送会社様へ。
管理者様勉強会のテーマは「交通事故に遭わない防衛運転の指導方法(バック・追突・交差点)」
バック時のハザード点滅や無人走行を防止する車輪止めの装着など、社用車でもできることは必ず実践しましょう。
「管理者以上のドライバーは育ちませんから」
管理者が「動くマニュアル」になることも、管理者がひとりでも始められる安全対策です。
ドライバー研修のテーマは国土交通省告示第1366号より「危険物を運搬する場合に留意すべき事項」
「運んでいないから知らなくてよい」ではなく「運んでいないからこそ知ってほしい」
そんな思いで2回開催。
高柳は午前に大阪で搬出作業。
野球のバッテリーでピッチャーが投げたい球種のサインを、キャッチャーが一発で出すように。
積み付けの状況を見ながら「次に欲しい!」と思うであろう荷姿の商品を順番に荷台に載せていきます。
ピッチャーに首を振られないキャッチャーの信頼感は、ドライバーに「それは後から積みます」と却下されない搬出作業担当者と同じことです。
正しくて、きれいな仕事が、段取りが良く早く仕事を終えるコツ。
わずかかも知れませんが、到着時間への焦りを削減して安全を確保して、拘束時間を短縮して法令を順守できます。
搬出作業を終えて移動して、乗換駅で服を着替えて講師スタイルに変身。
1時間に1本の電車に乗車して1時間揺られながら、頭の中を講師モードに変換。
兵庫のメーカー企業様からのご依頼で、輸送協力会社の管理者向け研修。
運送会社様が「やりたくてもできなかったこと」のやり方を提案します。
荷主様が「言いたくても言えないこと」を代弁して、互いの理解と信頼を深めます。
最後にこのプロデキューブログの紹介を。
「運送会社様は研修や点呼のネタに困ったらこのブログをご覧ください(本気!です)」
「運送会社様が自主的に取り組むべきネタを掲載していますので、荷主様はこのブログを見ないでください(本気?です)」
ありがとうございました。