10分間の休憩後の出来事
渡辺は地元の埼玉でサポート活動。
午前に伺った運送会社様では管理者勉強会。
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過去の「月別の交通事故発生傾向」から月毎の安全対策を講じるように。
過去の「月別のアルコール検知器の反応傾向」から対策を講じましょう。
相手の健康を気遣うことは、相手の安全を気遣うことと同じぐらいに喜ばれる行為です。
日頃の会話の中で要点を発信して、毎朝の点呼で確実に確認をしましょう。
午後に伺った運送会社様では、ドライバー研修。
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もちろん過積載運行はされていません。
それでも過積載運行時の危険を知ることは、プロのドライバーとして持ち合わせるべき知識です。
関連して「エコドライブに関する“こだわり”の運転方法」を全員発表。
続いて管理者勉強会。
1.バック事故は、取り決めた社内ルールを取り組むことでゼロにする。
2.追突事故は、眠たくなる前に休憩をして覚低走行を防止する。
3.交差点事故は「左折時の自転車」と「右折時の歩行者」を確認する。
ドライバーの「良いことは感謝」をして社内で広めて、「良くないことは指導」をして社内を律することが管理者の仕事です。
大林と北薗は研修の精度を上げるために。
社内で来週に使用する資料を使って、研修デモを繰り返し実施。
互いの伝え方が参考になり、互いに伝え方の幅が広がります。
その相乗効果が、当社において講師を複数人制にしている理由であり、最大の利点です。
高柳が担当した研修会場はこちら。
静岡県トラック協会様のご依頼で、各支部様を巡回して開催しているドライバー研修。
本日は富士支部様に所属している運送会社様のドライバーが対象です。
2時間の研修で途中に10分間の休憩を挟みます。
休憩時間明けに、数名のドライバーの姿に変化(=進化)が見られました。
首から掛けていたタオルを外しれくれたドライバー。
脱帽してくれたドライバー。
ポロシャツの裾をズボンの中に入れてくれたドライバー。
上着のファスナーを上げて、袖のボタンを留めてくれたドライバー。
そして、わざわざ私服から制服に着替えてくれたドライバー。
腕を組むのをやめて、ペンを持ってくれたドライバー。
私から上記のことの、お願いや指示は一切行っていません。
実は、研修終盤の挨拶訓練時に私からお願いをする段取りでした。
皆様、ご自身で気づき、ご自身の意思でご自身を改善されたのです。
それでは休憩前に私が「何をどのように伝えたのか?」
休憩前にドライバーが「どのような姿勢で研修を聞いてくれていたのか?」
そのやりとりを、各社の経営者や管理者の皆様にも観て頂きたかったです。
最後は挨拶訓練。
誰一人として、ためらうことなく起立をして開始。
誰に言われるわけでもなく。
起立をしたら全員が椅子を机の中に入れて、身だしなみを整える。
今できることに全力で取り組まれていました。
全力で“笑顔”になろうと努力をされていました。
研修後には笑顔で挨拶をしてくださいました。
講師としての手応えとやりがいと、指導する者としての責任を感じながら、明日の研修地へ到着。
ありがとうございました。