第21回 全国トラック運送事業者大会
北薗は大阪の研修会場へ。
法令で定められている運行管理者の一般講習を担当させて頂きました。
大阪の運行管理者141名様が受講されました。
運行管理者の取り組みについて。
ドライバーを指導・教育する上で、先ずは自分自身が「道路交通法・貨物自動車運送事業法・道路運送車両法」等の内容を把握して遵守しましょう。
「点呼・ミーティング・添乗指導」を通じてドライバーとの会話を増やして、ドライバーひとりひとりの「理解度・経験・性格」に応じた指導をしましょう。
ドライバーの安全に、一番身近な存在が運行管理者です。
誰よりもドライバーの安全を考えて安全を実践すること。
それが運行管理者に期待されている役割です。
渡辺は神奈川の運送会社様でドライバー研修。 「交通事故に遭わない防衛運転」について、同じ内容を3回開催。
携わっておられる舞台装置の運送は、衣装や大道具などは代替え品のない一点ものが多く、運送が滞れば舞台の幕が開きません。
また遅延が発生すれば準備や稽古の時間が短くなり、出演者を含む関係者に多大なご迷惑が掛かります。
交通事故に遭うと商品の損傷が発生したり、到着時間が遅れます。
だから「交通事故に遭わない防衛運転」が求められます。
「皆様の安全により、お客様に安心をお届けしましょう」
高柳は本日が秋の大一番。
大舞台に向けて最終調整。
鳥取県米子市で開催された「第21回 全国トラック運送事業者大会」
「トラック業界の交通安全対策の推進について」の分科会で、コーディネーターを担当させて頂きました。
おかげさまで、札幌・福岡・金沢に続いて4年連続の担当ですが、緊張感は年々増してくるように感じます。
今回も3名のパネリストは運送会社の社長様。
北海道と東京と大阪からご登壇くださいました。
準中型免許の新設に伴う、一般運転者への安全教育項目の追加への対応。
初任運転者への教育時間増加への対応。
安全研修ができる社内講師と、添乗指導ができる車内講師になるために。
教えられる管理者に、教え合えるドライバーになるために。
全員教育と個別指導で、社内のコミュニケーションを高めて安全を確保するために。
働くすべての人が健康で安全で、会社が健全経営になるために。
新しい世代の人も、もっと安全でもっと安心してもっと長く働ける運送業界になることを祈念して、マイクを置きました。
大会会場が1時間ほどで懇親会会場に模様替え。
懇親会では記念講演をされた酒造メーカーの社長様の隣席。
社長様が直々に、銘酒「東洋美人」を注いでくださいました。
懇親会の舞台裏では多くの人が活躍されていました。
「先ほどまであの舞台上にいた」と思えば、また緊張感が(笑)
各テーブルを回り、北海道から沖縄のお知り合いの皆様にご挨拶。
今年も思い出に残る、秋の大一番でした。
ありがとうございました。