高校生対象の「物流の授業」
本日の研修会場へ到着。研修コースも久しぶりに見ました。宮城県トラック協会様が開催された「トラックの日フェア」現役高校生を対象に「物流の授業」を担当させて頂きました。授業で紹介するデモトラックを確認。「スタンバイOK」その頃、高校生は談笑しながら余裕のスタンバイ。定刻通り10時30分に開会セレモニー。私はギリギリまで資料を調整。全編新作プログラム。はじめての“高校生バージョン”です。昨夜の食事の際に、隣席から聞こえた「ボーリング場」のネタを追加。「スタンバイOK」高校での授業と同じく、50分間の授業がスタート。テーマは「プロと呼ばれるドライバーの仕事」本音を言えば「来春からの準中型免許を取得して、すぐにでも運送業界で働いてほしい!」のですが・・・それは封印。今は「高校性が就きたい職業」にトラックドライバーは圏外だと思います。なぜなら「高校生はトラックドライバーへの関心や認識」や薄いはずです。
その理由は「高校生活においては直接的な接点が無い」からだと思います。しかし来春には高校を卒業されます。大学に進学されても、運転免許を取得して乗用車を運転するようになれば、道路上で無数のトラックを見掛けます。
会社で働くようになれば、配達や集荷などで多くのトラックドライバーを見掛けます。その時点で良いのです。
トラックドライバーに関心を持ったり、正しく認識をして頂ければ幸いです。高校生の皆さん、まず今は「やりたい仕事」や「就きたい職業」に挑戦してください。
そして「やりたい仕事を達成できたら」
もしも「就きたい職業が見当違いだったら」
運送業界はいつでも皆様のことを待っています。
トラックドライバーは「中途入社」でも大いに実力を発揮できる仕事です。
高校を卒業して就いた職業を含めて「あらゆる経験が活かせる仕事」です。木曜日に鳥取でコーディネーターを担当した全国トラック運送事業者大会は、運送会社の経営者様約1,200名が対象でした。
当日の緊張は事業者大会の方が数段上でした。
本日は県内の現役高校生の約60名が対象です。
当日までに費やした準備の時間は、高校生向けの「物流の授業」の方が数倍を要しました。本日の授業は、運送業界の大人の人にも聞いてほしかったです。
いえ、そうではなく。
運送業界の大人の人に「現役高校生を迎える準備と条件」として、伝えるべきだと感じました。
残念ながら現時点では「圏外」であることが多い理由と、近い将来には「圏内」に入れてもらうために、今からできる努力の方法を。高校生と向き合った今回の経験を、大変おそれながら運送業界の教材や教訓に。
テントの外に出てデモトラックと触れ合う時間。フォークリフトを使用した積み込み作業の実技。「大きなモノを動かす」ことに興味を示されていました。ウイング車の開口状態は、初めてご覧になられたようです。保冷車の庫内温度を体感できるコーナー。庫内で記念撮影をされるなど、喜んでくださいました。予定通りに授業が終わり、一段落してブースを見学。
ご当地メニューが目白押し。こちらのブースは特に大行列。お知り合いの方々を訪ねて。すれ違う高校生から「ありがとうございました」と笑顔で挨拶を受けて安堵して。「生涯忘れることができない」であろう会場を後にしました。
ありがとうございました。