第一印象を高める1秒間の取り組み
渡辺は愛知の研修会場へ。
中部交通共済協同組合の尾東支部様と、愛知県トラック協会の尾東支部様が共催された事故防止研修会で講師を担当しました。
リクエストは「バック事故と追突事故の防止」に絞った内容。
中部交通共済協同組合様では10月1日から12月31日までの間「追突・逆突の事故ゼロキャンペーン」を展開されています。
人身事故の約6割が追突事故であり、物損事故の約4割がバック事故とも言われています。
会場に掲示された啓蒙ポスターを撮影して研修資料に挿入。
まずは「社内での掲示場所と掲示内容」を確認しましょう。
掲示物は「貼ったら終わり」ではなく「貼ったら開始」です。
掲示物を会話のネタにしながら、質問をして確認をする方法を提案。
バック事故の防止は「ドライバーによる車庫での練習」と「管理者による車庫での確認」が効果的です。
バック走行時の確認手順については法律の定めは無く、バック事故は各社様の取り決めと取り組みによって抑止するものです。
追突事故の防止は「前車より速度を落とせば車間距離が長くなる」ことを挙げて、信号待ちの車間距離をドライブレコーダーで確認することを提案。
車内の脇見を防止するための運転室内の整理整頓も効果的です。
ありがたいことに次年度の研修ご依頼を2社様から頂きました。
大林と北薗は福井の運送会社様へ。
ドライバー研修は北薗が担当。
薄暮時には早めのライト点灯を。
夜間時にはハイビームの活用を。
もしも交通事故が起こっても、備え(三角表示板・発煙筒)があれば、二次災害は無し。
日常の整備点検や季節毎のタイヤの点検と併せて、万が一に備える備品の点検を!
管理者勉強会は大林が担当。
テーマは「初任運転者講習の指導ポイント」
4月から改正される国土交通省告示第1366号の内容を確認。
社内と車内での「ふたつの講師」を目指しましょう。
安全教育とは、定年後の運転時や休日の運転時にも適用できる最大の福利厚生活動です。
ご家族を含めたドライバーの人生を守ることができます。
夜は福井県トラック協会の坂井支部様からのご依頼で管理者研修。
テーマは「一番に選ばれる運送会社を目指して」
ドライバー・お客様・世間から一番に選ばれ続けるために“今できること”と“これからやるべきこと”を確認しながら研修スタート。
社内で簡単なルールから取り組むことで、社員の「見えないはずの意識」が行動で見えるようになります。
その行動を評価することで安全を維持してや品質が向上します。
ルールの指導や確認は「会話のはじまり」であり、会話の量はコミュニケーションの質に比例します
厳しくも、働きやすい職場づくり。
働きやすくて、稼げる職場づくり。
各社様の「願いの強さ」が「ルールの厳しさ」になり、管理者の愛情表現が「ルールの指導や確認」になります。
努力なくして無事故なし。
努力なしでは稼げません。
発信や確認には法律で定められた「研修や点呼の機会」を有効活用しましょう。
すべては一番に選ばれる運送会社になるために。
高柳は岩手の運送会社様へ。
ドライバー研修。
帰社時間に合わせて午前と午後で2回開催。
分割で開催することで1回あたりの参加人数が少なくなり、質問を多く取り入れられることで、理解が深まりやすくなります。
現場で開催することで、社内の掲示物をお題にしたクイズ大会も開催できます。
こちらもクイズのお題になりました。
一瞬で決まるといわれる第一印象。
「ならば一瞬(1秒)がんばろう!」
1秒でできる挨拶。
お辞儀は1秒長く。
お客様とすれ違い時には1秒立ち止まって挨拶。
当県出身のスーパースターに負けないように。
安全と品質の二刀流を目指して!
研修を担当していて楽しかったのは、研修前に笑顔で目を見て先に挨拶してくださったドライバーの皆様のおかげでした。
「またお会いしましょう!」
「その日までどうかご安全に!」
研修後は途中下車の旅がスタート。
今夜の宿泊地へ到着。
東北の繁華街は「東の仙台国分町」と、こちらの「西の秋田川反」と言われているようです。
地の物を当地で頂くのは旅の醍醐味。
熱い食べ物を温かい飲み物と一緒に。
一人旅はカウンター席が特等席です。
ほかにも魅力的な小路。
こちらも魅力的な横丁。
次回は「2泊で訪れたい街」でした。
途中下車の旅は、まだまだこれから。
明日のブログもお楽しみに(笑)
ありがとうございました。