安全も研修も「急がば回れ」
渡辺は埼玉の運送会社様へ。
ドライバー研修のテーマはこちら。
過去の研修内容を記憶しているだけでなく。
自分の習慣として、車内を含む社外でも、ひとりで自然に実践できるようになることが研修の目的。
質問に対する他者の回答を聞くことにより、他者と自分を比較することができます。
他者の意見を聞けるように、研修はできるかぎり少人数制で開催しています。
他者の考え方や実践度合いを聞くことで、他者への関心や関係性が高まります。
ひとりの意見がみんなの行動に良い影響を与えることが、複数人で研修を受講される最大のメリット。
研修とは誰かに教えられるほどの理解をされるまで何度も繰り返すことが、研修の成果を導くための「遠回りのようで最大の近道」です。
安全も研修も「急がば回れ」です。
質問に対しても、全員が考えて全員の前で全員が正しくお答えできるように。
本日は同じ内容を4回に分けて開催しました。
大林は岡山の運送会社様へ。
管理者勉強会は「挨拶・身だしなみ・車輪止め」について。
社外でのドライバーの挨拶と身だしなみには、社内での管理者の挨拶と身だしなみが映ります。
社外でのドライバーの車輪止めは、社内での管理者の指導により社外でも実践できます。
社内とはルールを守るための練習の場。
管理者が社内で失敗の要因を発見するまで探して、社外で成功する方法を伝えることも、ドライバーへの愛情表現です。
続いてドライバー研修。
テーマは国土交通省告示第1366号より「運転者の適性に応じた安全運転」
運転中には「認知・判断・操作」の瞬間作業を連続で繰り返すものです。
認知に必要な目の力(動体視力・深視力・瞬間視・周辺視)の鍛え方を実践。
拘束時間を短縮しながら理解度を向上するために。
ドライバーの帰社時間に合わせて、同じ内容を2回に分けて開催しました。
高柳は千葉への研修会場へ。
珍しくも、今週は月曜日から5日連続で各地のホテルが会場です。
運送会社様が開催された協力会社様向け研修で登壇しました。
運送業界における安全教育の最新情報。
運送業界における安全対策を、全ての業種で実践する方法。
交通事故が起こってから指導をするのではなく。
交通事故の発生事例から生まれた社内ルールを、守っていない時点で指導をするべきです。
大切な仲間である社員が、交通事故の加害者として犯罪者扱いを受けないために。
研修後は懇親会。
前職から旧知の皆様とも、お話しをする機会を得ました。
時が経てば立場が変わり、良い意味で考え方も変わるものです。
互いに全力でぶつかった当時のことも、時が経てば佳き思い出に変わるものです。
戦友とは共に戦った同志だけでなく。
全力で戦った相手も戦友であることを知りました。
全力で戦った相手とは、少し話せば誰よりも一瞬で分かり合えるものだと知りました。
戦友への敬意と感謝と、再会の機会お与え頂いたことに感謝をしながら。
最終便で明日の研修地へ向かいました。
ありがとうございました。