プロの3つの条件
渡辺は埼玉の運送会社様へ。
ドライバー研修のテーマは国土交通省告示第1366号より「貨物の正しい積載方法」
昨日に担当した神奈川の運送会社様と同様に、ドライバーの帰社時間に合わせて同じ内容を3回提供する「少人数・時短・多頻度」の開催スタイル。
貨物を正しく積載するには、適切な道具と的確な道具の使い方が必要です。
その仕事道具の一番手がトラックです。
朝にエンジンを掛けた際に、トラックが発する「音と匂い」でトラックの調子を知ることも、プロのドライバーの仕事です。
愛馬をいたわるようにトラックに挨拶をしたり、整備や洗車をしながらトラックに話し掛けるドライバーは、整備不良はもちろん交通事故にも遭いにくいように感じます。
夏季休暇や年末年始休暇など、久しぶりにトラックを動かそうとするとトラブルが起こる(異常に気付ける)ことが多くなります。
気温が一段と下がるこの時期は、特にバッテリー接触部分の腐食も含めた点検をお願いしました。
大林は岡山の運送会社様へ。
本日は1年サポートの最終回。
管理者勉強会のテーマは、お客様から「ありがとう!」と言われるために。
「お客様から“運賃以外で”選ばれ続ける運送会社になるために!」
たとえ他社より運賃が高くても、他の理由で選ばれる続けるために。
他社も取り組む活動でナンバーワンになる前に、他社も取り組みたくなるような「自社にしかできない活動」でオンリーワンを目指しましょう。
そのために全員で「私、○○○をやります!」宣言をして、全12回の勉強会が終了しました。
ドライバー研修は、トラックドライバー以上のプロのトラックドライバーになるために。
トラックに乗っていればトラックドライバーと言われますが、誰かに教えることができるレベルのトラックドライバーには「プロの称号」が与えられるはずです。
誰かに教えるためには「誰も見ていないところでも模範となる行動を実践すること」が求められます。
「やらなければならない」と思っているうちは、ついつい手順を忘れてしまったり省いてしまうものです。
「良い行動を習慣として勝手に実践できる」ようになれば、繁忙期にも正しい行動を実践し続けることができます。
最後にプロの3つの条件について。
①誰にもできないことができる
②誰にでもできることを継続し続けることができる
③道具を大切に使用する
プロへの道は、まずは③から、つぎに②を。
③と②を続けることで、その結果が①になります。
終了後はドライバーから「来年もよろしく」や「また来てください」など嬉しいお言葉を頂戴しました。
退出後は管理者の皆様と懇親のひとときを。
そして互いに「またお会いしましょう!」
最後に笑顔で再会を誓い合えるのは、管理者勉強会とドライバー研修を同時開催によるダブル教育で、経営者・管理者・ドライバーの“お三方よし”を実現する、プロデキューブの「お三方よしプログラム」の特長です。
ありがとうございました。