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プロデキューブログ

〜運送会社の改善活動を現場目線&客観的視点でレポート〜

公開日:2017.01.23

ゼロから教えて事故ゼロに

渡辺は午前に埼玉の運送会社様で管理者勉強会。

本日より月次開催がスタートです。

初回のテーマは「運送会社の管理者に期待されている役割」

社長様、副社長様をはじめ、全国の事業所から複数の管理者様が出席されていて、「社員教育=社内改善」に対する意気込みを感じました。

注力されている点呼については、「始業点呼は事故防止・終業点呼は離職防止」を目的にすることを提案。

事故と離職は強い関連があります。

事故を起こせば離職につながり、離職により新規採用したドライバーは、入社間もないころの事故発生率が高いことは否めません。

また離職により新規採用を試みたものの、応募がない場合には、既存のドライバーの運行がきつくなり、事故を誘発します。

事故のない事業所作りは、ドライバーの離職を防止することにつながります。

事故と離職を防止するには安全の会話が効果的であり、その会話の機会が点呼の時間です。

点呼の機会に培った会話の技術は、社外でのお客様との付き合い方にも良い影響が生まれます。

午後も埼玉の運送会社様へ。

ドライバー研修のテーマは国土交通省告示第1366号より「トラックを運転する場合の心構え」

研修を聞いているだけではなく「考える・書く・話す」研修。

初めての配送先でこだわって実行していることを伺うと「挨拶・言葉づかい」とお答えくださいました。

「こちらが丁寧な対応をすれば、相手も丁寧な対応をしてくれる」とのご意見も。

ドライバーにとって、点呼は管理者と1対1の会話ができるのがメリットであり、研修では他のドライバーの意見や発表を聴けることがメリットです。

管理者勉強会のテーマは「昨年の振り返りと今年の課題」

安全の結果と目標を確認。

安全の結果とは教育の点数であり、安全の目標とは教育の目的です。

準中型免許の解説ならびに道交法改正に伴う指導及び監督の指針の改正について、概要の説明を行いました。

特に大きく改正される初任運転者に対する教育は「イチからではなくゼロから教えて事故ゼロを狙う」ことが目的です。

大林は岡山の運送会社様へ。

45分間の添乗指導。

「たった45分?」と短いように感じるかもしれませんが。

45分間も、車中で1対1の会話がたっぷりできる充実した時間です。

信号待ち停車時の車間距離と停車方法。

ラジオの音量や安全確認のやり方についても確認。

現場に到着後は「停まり方・話し方・確認のやり方」を重点的に。

ドライバー研修のテーマは国土交通省告示第1366号より「貨物の正しい積載方法」

「手順を知り・手順を省かず・手順を見せる」ことで、お客様が安心されて品質として評価されます。

その代表例が指差呼称確認です。

高柳は東京から来られたお客様と待ち合わせ。

大阪の夜をご案内。

せっかくなので大阪の味を。

もう少しお話が聞きたくて。

ありがとうございました。