運送会社はなくならない?
北薗は京都で添乗指導。
本日の指導区間は住宅街から山間部で、薄っすらと雪が残っている個所もありました。
入社3か月目のドライバーが対象。
安全の基礎と品質の基本を確認。
まずは「あいさつ・言葉遣い・身だしなみ」の第一印象から。
荷台上の整理整頓と「魅せる積載」の方法。
バック時の確認方法とハザードの使い方。
信号待ちなどで停止が明らかな場合には、惰力走行でクラッチを寸前まで切らないエコ運転。
背もたれの角度改善による「情報の先取り・確実な操作・疲労の軽減」について。
降車時には前降りではなく、三点支持で後降りを。
「法律では教えてくれない」ことを「失敗する前に教える」ことが、添乗指導員の役割です。
渡辺は東京の運送会社様へ。
管理者勉強会。
運送会社様にはNHKの皆様が取材に来られていました。
勉強会のテーマは準中型免許と教育内容の改正について。
準中型免許を取得するとどんなサイズのトラックに乗れるのかを、自社のトラックを事例に説明しました。
初任運転者に関わる教育で新設された添乗指導についてのチェックポイントを提案。
「信号待ち時の車間距離」や「走り方より停まり方」や「安全確認のやり方」について。
まずは、ご自身でマイカーを運転する際にも実践してみましょう。
番組は3月2日に放送予定と伺いました。
大林は大阪の運送会社様のご依頼で、3拠点で4回の研修を担当しました。
荷主様、協力会社様を含む管理職ならびにリーダー職の皆様が対象。
「挨拶・身だしなみ・車輪止め」について。
他社と自社の取り組み結果を比較しましょう。
勝っていることは自社の強みとして、キャッチフレーズにして社外へ宣伝しましょう。
勝っていないことは弱みとして、社内ルールにして社内で教育しましょう。
続いて食品配送に携わるドライバー研修。
テーマは国土交通省告示第1366号より「危険の予測及び回避」
皆様の帰社時間帯に合わせて「少人数・時短・多頻度」スタイルで同じ内容の研修を2回開催。
周囲の細かい状況にも目を配り、危険を予測してブレーキで回避することを習慣にしましょう。
周囲の細かい変化に目を配ることで、ご自身の小さな変化にも気づくことができれば安全になれます。
お客様の小さな変化にも気づくことができれば、品質につながります。
続いて、管理者研修。
テーマは交通事故に遭わない防衛運転の指導方法」
事故を起こせばドライバーの責任であり、事故を防止できなかったのは管理者の責任です。
日々の無事故の達成はドライバーの成果であり、事業所における無事故の継続は管理者の努力によるものです。
高柳は東京から移動。
新幹線の車窓からばかりではなく、いつかはもう少し近くで見てみたいものです。
広島の運送会社様へ。
管理者勉強会。
言うまでもなく「トラックは生活と経済のライフライン」です。
自動車メーカーの技術革新により、自動運転で目的地に到着できても「人が人に商品を手渡す」という仕事はなくならず、その仕事を誰かが担当しなくては、生活も経済も成り立ちません。
よって「運送業界はなくならない」と言われています。
しかし「運送会社はなくならない」とは言われていません。
「ドライバー不足」だと言われています。
しかし「運送会社不足」とは言われていません。
運送業界は、世の中を支える重要な役割を担っていますが、それに慢心していては運送会社として存続するのは難しくなります。
「では何をすべきか?」よりも「できることがある!」
このお話の内容は、今週金曜日に更新予定(隔週更新)のコラムで詳しく綴っています。
そして広島と言えば!
やはり広島と言えば!
ありがとうございました。