埼玉のために
大林と北薗は福井の運送会社様へ。
ドライバー研修は北薗が担当。
テーマは国土交通省告示第1366号より「過積載の危険性」について。
ご自身が乗務されている車両の最大積載量数値(第五輪荷重)の確認と、ご自身が積み込む商品の重量と重心に関心をもって積載しましょう。
過積載が及ぼす影響を確認。
その五大影響は「燃費悪化・車両劣化・道路破壊・健康被害・自然環境」
まさに「五害あって一利なし」の過積載です。
エコドライブのポイントを繰り返しながら運転することによって、燃費が向上するだけでなく、車間距離を長めに確保するようになるなどの安全効果があります。
週末に予想される雪対策として、点呼時に気象条件及び道路情報を収集して、運行経路の選択と運行計画の確認をしましょう。
管理者勉強会は大林が担当。
テーマは「運送会社の管理者に期待されている役割(考え方編)」
管理者のメイン業務とも言える「伝える」ことへのこだわり方について。
ドライバー時代に培ってきた「伝えるべき」経験に、管理者としての「伝える」技術が重なれば、事業所の安全と品質のさらなる向上として、ドライバーの数値が良化します。
いかなる場面でも「安全も第一」ではなく「安全が第一」の考え方を。
いかなる時でも「だろう管理」ではなく「かもしれない管理」の行動を。
渡辺は埼玉へ。
埼玉県の任意団体様のご依頼で安全研修を担当させて頂きました。
こちらの団体様は埼玉県独自のもので、5台に満たない事業用自動車をお持ちの皆様が県内の各警察署管轄別に交通安全に対する活動をされているとのことです。
交通事故の防止対策を運転者個人の資質に任せるだけではなく。
事業者として何をどのように教えるのかについて、運送業界での取り組みをヒントとして「運送業界の代表」のつもりで情報提供させて頂きました。
「たまたまの結果」に満足することなく、教育によってルールを守れる社員を育てることは、交通安全だけでなく社業の発展にもつながるはずです。
添乗指導の効果と運用方法については「三大チェックポイント」を解説。
「添乗指導の実施」と構えるのではなく、上司が部下の運転する車へご乗車頂く際にできる「プチ添乗指導」を提案。
事業所として交通安全を指導することで、社員は生涯無事故に近づきます。
その安全ノウハウをご家庭でも伝えることで、ご家族の「安全の先生」になれます。
事業所とご家庭での安全活動により、埼玉県内での悲惨な交通事故を一件でも早く減らすために。
本日は埼玉県出身インストラクターの渡辺がお伝えしました。
ありがとうございました。