安全のプロの甲子園
北薗は愛知の運送会社様へ。
添乗指導員スキルアップ研修のテーマは「指導のポイントとコミュニケーションの向上」
管理者として添乗指導員を担当する前に、ご自身の運転行動を振り返りましょう。
安全を教える仕事を通じて、自らを律して安全になれること。
これも安全を教える仕事に就くメリットです。
添乗指導の手順は下記の通り。
まずは「悪いくせ」を見抜くこと。
つぎに「良い習慣」に変えること。
そこで添乗指導員に求められる資質は「伝える会話」と「伝わる関係」です。
社内での良好なコミュニケーション状態が、車内での添乗指導効果を高めます。
「見る運転・魅せる運転・守る運転」を実践するために、会話の「量と質」を高めましょう。
渡辺は茨城の運送会社様へ。
ドライバー研修のテーマは国土交通省告示第1366号より「適切な運行の経路と道路交通の状況」
運転中に地図やナビを見る行為は、出発前に運行経路を正しく把握することで防止できます。
脇見運転を防止するための「運転室内の整理整頓」と同じく。
出発前にできる事故防止対策を実践しましょう。
場所を探しながら運転すると、思わぬ道路形状に出くわすことも。
不意のバック走行はバック事故の危険性が高まります。
ドライバーの帰社時間に合わせて、2回に分けて開催しました。
管理者勉強会のテーマは「ルールを守るドライバーを育てる」
ドライバーは「いつも見られている」以上に、「いつでも魅せる」プロの仕事を提供することで、価値が上がります。
「見られては困る」仕事はアマの仕事です。
「あいさつ・言葉遣い・笑顔・態度・身だしなみ・指差呼称確認」で「いつでも魅せる」プロの仕事を提供しましょう。
先日、信号待ち時に車間距離を乗用車1台分以上空けて停車していたドライバーの写真を公開。
トラックには社名が書かれていますので、トラックを広告塔として世間にファンを増やすことが可能です。
大林は福岡のセミナー会場へ。
矢崎エナジーシステム株式会社様が開催された運送会社様向けセミナーで登壇しました。
テーマは「管理者以上の指導者になるために」
管理者には、安全研修ができる社内講師」と「添乗指導ができる車内講師」のふたつの講師役が期待されています。
安全研修は、交通事故の統計や交通事故の発生事例を用いて、ドライバーにとって「身近で間近な話題」として提供すること。
研修資料の作成には「工夫と手間」を惜しまず。
安全研修の講師時は「言葉と熱意」を惜しまず。
手を抜いて話すと、相手は気を抜いて聞いてしまうものです。
ドライブレコーダー映像で研修を行うのには、映像の確認等で管理者による「熱意と手間」が必要です。
研修中には「言葉を工夫」することで、ドライバーに伝わりやすくなります。
高柳は国土交通省へ。
自動車運送事業に係る交通事故対策検討会に出席。
国内で「トラック・バス・タクシー」の交通事故防止に従事されている官民のトップが集う対策検討会。
政府や「トラック・バス・タクシー」の協会様はもちろん、団体名や部署名や役職名に安全の名がつく、安全のスペシャリストが集う対策検討会。
まるで「安全のプロの甲子園」のような場所です。
委員の中で私は一番の若輩者ですが、多くの提言を採用してくださいました。
今期の検討会は本日が最終回。
これまで検討してきた内容は、後日に国土交通省のホームページで公開されます。
英語や難しい表現も多くて当初は戸惑いもありましたが、私が現場で伝えている簡単な言葉を多く採用してくださいました。
ありがとうございました。