平成29年度 新規採用職員研修
大林は京都へ。
研修会場はこちら。
矢崎エナジーシステム株式会社様の商品展示会セミナーで登壇しました。
先週の兵庫と大阪の会場に続いて、この方に続く第二部での登壇。
テーマは「管理者以上の指導者になるために」
先月に、国土交通省告示第1366号の内容が改正されました。
これからは社内教育(研修)と車内教育(添乗)におけるふたつの講師役が求められます。
管理者として管理する以上の、指導者として教育することが求められます。
「研修や掲示物で一斉に伝える」
「点呼や添乗指導で個々に確認する」
「伝える(教える)+確認する(育てる)=教育」です。
また、初任運転者だけでなく、既存運転者へも添乗指導を実施して、社内の課題を車内で発見して改善しましょう。
高柳は東京の研修会場へ。
担当した研修はこちら。
室内を張りつめた緊張感。
室外まで届いてきそうです。
全日本トラック協会様のご依頼。
各都道府県のトラック協会様に入職された皆様が対象の「平成29年度 新規採用職員研修」
1講目のテーマは「トラック運送業界の基礎知識について」
2講目のテーマは「社会人としてのマナーの習得について」
それぞれ2時間、計4時間の研修。
北は北海道トラック協会様より。
南は沖縄県トラック協会様まで。
全国からご参集されていました。
毎年、この研修を担当させて頂き3年目になります。
過去に受講された先輩職員の様子が聞けることも楽しみです。
毎年同時期に研修を担当しても、提供する話題が変わります。
私たちは皆様が聴きたいことのみを話すようにしています。
それは教科書(法律)にもインターネット(世間)にも載っていないこと。
それが教習所(学校)でも習えてくれない、私たちが見た「運送業界の基礎知識」です。
2講目は「周囲を観て(認知)・自分で考えて(判断)・自ら先に動く(動作)」訓練。
運送会社様から「だから!トラック協会は!」と言われるのではなく。
「さすが!トラック協会ですね!」と言われるために。
全員との「一斉名刺交換会」で求める行動は唯ひとつ。
「相手よりも先に仕掛ける積極性を持ちましょう」
カタチにこだわることよりも、カラダを動かしましょう。
研修とは練習の場。
動いてみての失敗は経験になり、次の成功への条件です。
待つ姿勢は、喜ばれない傲慢な姿勢です。
先に仕掛けるのが、好まれる謙虚な姿勢です。
最後は挨拶訓練。
マナーアップに取り組む運送業界における「動くマニュアル」を目指して。
空の上の機内で仕事をする職業のマナーではなく。
レールの上の車内で仕事をする職業のマナーでもなく。
道の上とお客様の構内で仕事をする職業に適したマナーがあります。
私たちが教えられるマナーとは、空やレールの上で働く皆様には参考にならないかもしれません。
お別れ時には、皆様と各都道府県での再会を約束。
なによりも、同じ境遇の仲間が一堂に会する研修機会は、うらやましい機会です。
研修後、随行していた渡辺とのミーティングでも、そのような話になりました。
ひとりになるのは寂しく感じるほど。
仲間の大切さを感じた夜でした。
ありがとうございました。