「観よう・聴こう・言おう」の研修
渡辺は埼玉の運送会社様へ。
午前は運送会社様での管理者勉強会。
テーマは「交通事故に遭わない防衛運転の指導方法」
①原則バック禁止の考え方
②信号待ち時の車間距離
③安全確認のやり方と回数
すべては「バック・追突・交差点」事故の防止に向けて。
午後も運送会社様での管理者勉強会。
「運行管理者ひとりあたりの適正な車両数」と「配車担当者ひとりあたりの適正なドライバー数」は違います。
「運行管理者の人数」が法律で決まっていますが「配車担当者の人数」は法律の対象外。
多くの現場では「運行管理者=配車担当者」です。
「安全管理+労務管理+顧客管理」を担っていると考えれば、本来は「運行管理者の許容台数>配車担当者の許容人数」だと思います。
大林は福岡の運送会社様へ。
管理者勉強会のテーマは「健康管理と車両管理」
「ドライバーの健康+トラックの健康=安全運行」です。
「安全+健康=健全経営」です。
安全と健康は、働く人と家族の人のすべての願い。
その願いを叶えるのが会社の役割です。
ドライバー研修のテーマは国土交通省告示第1366号より「安全性の向上を図るための装置を備える事業用自動車の適切な運転方法」
運転室内の整理整頓による事故防止の方法について。
運転室内が乱雑なのは、心理状態が乱雑な状態です。
運転室内が乱雑なのは、無自覚の脇見につながる状態です。
ダッシュボードに物が多いと視界の悪化だけでなく、ETCのセンサーが作動せずに、思わぬ事故につながることもあります。
仕事に関係のない物は持ち込まない。
車内の物は固定をして、運転に集中できる環境を作りましょう。
整理整頓の意味とやり方を理解して、ご自身のトラックはもちろん他者のトラックにも関心を持ち、仲間の危険を感じたら親身になって指摘をしましょう。
続いて添乗指導。
車窓からの風景(その1)
車窓からの風景(その2)
危険が怖いと感じると、確認の回数が増えます。
危険を危険と感じると、速度を抑えて車間距離が確保できます。
さらに安全になれる停まり方と走り方を提案。
危険な仕事だからこそ、その危険を上回る安全により、他の仕事よりも安全になれます。
他にも作業中のブルートゥース使用や、言葉を略さず歯切れのよい挨拶のやり方について。
すべてのことに理解以上の納得をして頂けるのが、添乗指導の効果です。
高柳は東京の研修会場へ。
運送会社様のサービス向上大会で登壇しました。
主なテーマは「観よう・聴こう・言おう」
現場の見方(観る)と、情報の集め方(聴く)と、提案のやり方(言う)について。
安全で目指す事故ゼロとは、お客様からの評価がプラスマイナスゼロの地点。
安全において、事故を起こせばマイナス評価です。
プラス評価を得るには「安全プラス品質の向上」を。
品質をサービスとして、ゼロ円で提供するのではなく。
品質の価値を高めて、価格になるサービスとしての提供方法を提案。
懇親会に続いて、二次会にも参加させて頂いて。
明日の研修地へ到着。
明日の研修に向けて、ご当地の力水を!
ありがとうございました。