12回目で最終回の勉強会
渡辺は埼玉の講習会場へ。
埼玉県安全運転管理者協会様のご依頼で法定講習。
本日は新座会場です。
幹線道路が混雑するエリアとして有名であり、地元の皆様は抜け道を良く知っています。
抜け道は大抵狭い道路です。
狭い道路にも関わらず、走行する運転者には「急ぎ」の心理が働いており、速度を上げる一方で確認を疎かにする傾向です。
会社として適切な経路の走行を指導したり指定することも、会社でできる事故防止です。
こちらのホールは渡辺が前職で楽器の搬入に何度も訪れたことがある思い出のホールで、懐かしくも嬉しい登壇機会になりました。
午後は埼玉の運送会社様へ。
ドライバー研修のテーマは国土交通省告示第1366号より「貨物の正しい積載方法」
ブラカゴに入った商品を扱うドライバーの皆様が対象。
皆様から積み込みの際のこだわりをご発表。
ラッシングベルトなどの資材は横着せずに全て使い切ることや、フルブレーキを作動時を想定して締め方を考えるなど。
各自のこだわりを集結することで、失敗の経験で覚えるのではなく、成功の事例で商品事故を未然に防止することができます。
受講されたドライバーで花咲徳栄高校野球部の1期生の人がいらっしゃいました。
研修後に優勝の知らせを聞き大喜びされて、皆様から祝福されていました。
管理者勉強会ではGマーク監査対応として内部監査を実施。
書類の作成方法ではなく書類の運用方法をアドバイス。
書類の不備を指摘するのではなく、使える書類の作り方をアドバイス。
書類を整えることで「安全のカタチ(見せ方)」と「安全のアタマ(考え方)」が整います。
すべてにおいて法律を守るために書類を作るのではなく。
ドライバーを守るための事故防止の手段として書類を作ります。
大林は大阪の勉強会会場へ。
昨年の9月から月次で開催した大阪府トラック協会南大阪支部様での管理者スキルアップ勉強会。
本日は12回目で最終回。
最終回のテーマは、お客様から「ありがとう!」と言われるために。
「ウチは○○○で日本一の運送会社」を目指します。
各社様の強みは、名刺に記載できるようなキャッチフレーズにして、社外に発信しましょう。
各社様の弱みは、誰もが理解できるようなスローガンにして、社内で発信しましょう。
最後に、管理者スキルアップ勉強会の総括の時間。
全員が全員の前で「ウチは○○○な運送会社です」
そのために「私、○○○をやります!」とご発表。
熱意と決意がみなぎるご発表でした。
明日からとは言わず。
今日からできることは今日から実践を約束して1年間の勉強会が予定通りに終了しました。
高柳は大阪での会食。
偶然にも、全国トラック運送事業者大会にパネリストとしてご登壇経験がある方々でした。
楽しい会話の時間が続き、この街の価値が少しわかったような気がした48歳の夏の夜でした。
ありがとうございました。