プロの管理者として
渡辺は埼玉の講習会場へ。
埼玉県安全運転管理者協会様のご依頼で法定講習を担当しました。
本日は岩槻会場です。
400名以上の安全運転管理者の皆様がご来場されていました。
先日の高校野球で県内の高校が日本一になったように。
安全でも埼玉が日本一を目指しましょう。
高校野球で勝つための練習は、安全においては社内での教育を指します。
講習終了時には会場内に万雷の拍手が響き渡りました。
その拍手は講師に対してではなく。
皆様が「社内で安全教育を実践する」との決意の表れとして受け止めています。
北薗は大阪で添乗指導。
対象は約2か月前に入社されたドライバー。
前職でトラックの乗務経験もお有りでしたが、運転と作業の基本を確認。
まずは運転姿勢を確認。
座席の合わせ方やハンドルの持ち方から、安全への考え方が把握できます。
つぎに「走り方より停まり方」を確認。
信号待ちの車間距離から、心身の状態が把握できます。
つづいて荷役作業を確認。
同じ運送業界でも転職すれば荷主様が変わり、扱う商品が変わり、配送先様が変わり、接する人が変わります。
担当日数の経過により慣れによる悪さが出るのではなく、日々の正しい仕事の積み重ねで配送先様からの信頼されるドライバーになるために。
ルールの厳しい配送先様での行動を、自分の習慣にすることで、安全や品質を高めることができます。
大林と溝口は広島へ。
午前は運送会社様での新入社員ドライバー研修。
テーマは「ようこそ!運送業界へ」
プロドライバーとしての危険と、その危険を安心に変えるための安全の手段について。
交通事故が発生すれば、自身の落命や相手の命を奪ってしまうことにも繋がります。
道の上ではセンターラインを挟んで「命のやりとり」をするようなもの。
社内での安全教育とは「命の教育」のようなもの。
だから会社のためではなく。
自身を守るために防衛運転に取り組みましょう。
「初心=カクニン」を忘れることなく。
今日一日の無事故を継続して、生涯無事故を達成しましょう。
午前は運送会社様での管理者勉強会。
テーマは「管理者に期待されている役割(考え方編)」
管理者の主業務である「伝えること」が中心のプログラム。
社内での伝え方や報告の受け方。
社外での伝え方や報告のやり方。
溝口が自身の管理者経験により得た「考え方」を提案。
その「考え方」の実践方法を大林より解説。
プロの管理者として。
自分のことは自分でできている以上の、自分ができることを誰にでも教えられるように。
「伝える」ことは教えること。
「確認する」ことは育てること。
研修や掲示物で一斉に伝えたことを、点呼や添乗指導で個別に確認することが教育です。
ありがとうございました。