ほぼ毎日更新中!
プロデキューブログ

〜運送会社の改善活動を現場目線&客観的視点でレポート〜

公開日:2010.11.03

「ためになっていない」とのご意見に感謝

ある顧問先運送会社の会長様から言われた一言。

「あんた真剣に指導してや!」

ある顧問先運送会社の会長様から言われた一言。

「もっと厳しく指摘してや!」

どちらの会長様も運送業界では有名な創業者様。

おそらく「厳しく言われる方がありがたい。良いことばかり言われて

褒められても意味が無い。」と思っておられるのでしょう。

「社外者から聞く耳の痛い話は、何物にも変えがたい価値を持つ=

素直に聞き入れるべき」とお考えなのでしょう。

私も同感です。

私が顧問先様と離れていては情報が取れませんが、寄り添い過ぎても

第三者的な感覚が鈍ることがあります。

顧問先様が間違った方向に進もうとされているならば、ズバッと指摘

できるための“距離感”と“勇気”が必要だと思います。

先日、ある顧問先の運送会社様にドライバー向けアンケートをお願い

しました。

そのテーマとは・・・

「毎月のドライバーミーティングに開催しているプロデキューブの

講習は、皆さんのためになっていますか?」

その結果は・・・

「ためになっている」・・・11

「どちらでもない」・・・・ 3

「ためになっていない」・・ 7

まずは「どちらでもない」とお答えの3人様には、少々残念な

気持ちを抱いてしまいました(申し訳ございません)。

ご自身のスキルアップや会社の業績アップに無関心なのか?

「自分には関係ない=やってもやらなくても同じ」と思って

いるのか?

ご自身にとって良い部分(薬)も悪い部分(毒)も有るのか?

当社の存在感が薄いのか?

「ためになっている」とお答えの11人様には改めて問いたい。

ためになったと思われていることを日々実践できていますか?

悪い意味で私と馴れ合いになって好意的になり過ぎていないか?

もし「社外者から指摘されることがためになっている」と思って

実践して頂いているのなら、それはとてもありがたいこと。

「ためになっていない」とお答え頂いた7人様の心中やいかに・・・。

「皆様の安全性向上や顧客支持率の向上により、幸せな生活を送って

ほしい」との私の思いが伝わっていないのか?

プロデキューブの話は「全てわかりきったこと」「実践していること」

「当たり前のこと」として、退屈されているのか?(それなら安心)

私が誰も言わないことを指摘するので、社外者から聞く耳の痛い話に

反発されて「アイツが来なくなれば良いのに」と思っているのか?

皆様からのアンケート結果を参考にした私の結論。

これからも「真剣に!厳しく!ズバッと指摘してスパッと改善!」

そのためにはドライバーからもっと嫌がられる存在になるべき。

そして、現在は「ためになっていない」と思っている方々にも

「ためになっている」と思ってもらえるまで講習を継続して、

ドライバー全員の行動に改善効果が表れた時点をもって当社の

仕事(サポート)が完了するってこと。

皆様のご意見により、「ドライバーの意識改革が当社にとって

最初で最大の任務」であることと、「意識改革の進捗度合い」を

再認識することができました。

この度、明確なご意思を示して頂いた全18人様、特に「ために

なっていない」と答えられた7人様には心から感謝しつつ、早速

今月度の講習にもご意見を反映して講習内容を改善・改良します。

ありがとうございました。