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プロデキューブログ

〜運送会社の改善活動を現場目線&客観的視点でレポート〜

公開日:2010.11.09

ルール

交通事故発生率と同様に、新人ドライバーによる商品事故やクレームの発生率が

各社様ともに目立ってしまいます。

社内で運用できている事故防止の「ルール」がなければ頼みの綱は「経験」のみ

となり、“経験がなければ事故になる状況”に陥りやすくなるようです。

「ルール」がなければ、事業縮小により既存ドライバーが退職すると品質低下。

「ルール」がなければ、事業拡大によりドライバーを新規雇用しても品質低下。

本日、ある運送会社様の新人ドライバーが商品事故を起こしてしまったとの

連絡を受け、管理者様に以下のお願いをしました。

ドライバーに「教える=理解させる」ことは管理者の使命でありメインの業務。

 

管理者は教えた回数で納得するのではなく、相手が理解したかを確認すること。

 

確認は相手からの口頭による返事等ではなく、相手の行動を見て判断すること。

 

そのためには・・・

 

社内でのドライバーの行動を見て社外での行動を読むこと。

 

社内でのドライバーとの会話を通じて社外での行動を読むこと。

 

積極的にドライバーを見る(観察する)。積極的にドライバーと話す(聴く)。

 

これが社内コミュニケーションによる事故防止の方法。

 

そして・・・

 

事故発生は会社にとって大きな損失ですが、発生したことはしかたがない。

 

事故事例は会社にとって最高の教科書(強化所→強化すべき所を教えてくれる)

ですから、活用しないともったいない。

 

同様の事故に繋がる行動をしていないかとドライバーを見てみる(観察する)。

 

同様の事故になりそうな体験は無かったかとドライバーに話してみる(聴く)。

 

同様の事故が発生しないような「ルール」を作り全員の行動に浸透させること。

 

交通事故防止にも同様の手順が効果的です。

 

がんばって下さい。

皆さまも明日もどうかご安全に!

ありがとうございました。