ルール
交通事故発生率と同様に、新人ドライバーによる商品事故やクレームの発生率が
各社様ともに目立ってしまいます。
社内で運用できている事故防止の「ルール」がなければ頼みの綱は「経験」のみ
となり、“経験がなければ事故になる状況”に陥りやすくなるようです。
「ルール」がなければ、事業縮小により既存ドライバーが退職すると品質低下。
「ルール」がなければ、事業拡大によりドライバーを新規雇用しても品質低下。
本日、ある運送会社様の新人ドライバーが商品事故を起こしてしまったとの
連絡を受け、管理者様に以下のお願いをしました。
ドライバーに「教える=理解させる」ことは管理者の使命でありメインの業務。
管理者は教えた回数で納得するのではなく、相手が理解したかを確認すること。
確認は相手からの口頭による返事等ではなく、相手の行動を見て判断すること。
そのためには・・・
社内でのドライバーの行動を見て社外での行動を読むこと。
社内でのドライバーとの会話を通じて社外での行動を読むこと。
積極的にドライバーを見る(観察する)。積極的にドライバーと話す(聴く)。
これが社内コミュニケーションによる事故防止の方法。
そして・・・
事故発生は会社にとって大きな損失ですが、発生したことはしかたがない。
事故事例は会社にとって最高の教科書(強化所→強化すべき所を教えてくれる)
ですから、活用しないともったいない。
同様の事故に繋がる行動をしていないかとドライバーを見てみる(観察する)。
同様の事故になりそうな体験は無かったかとドライバーに話してみる(聴く)。
同様の事故が発生しないような「ルール」を作り全員の行動に浸透させること。
交通事故防止にも同様の手順が効果的です。
がんばって下さい。
皆さまも明日もどうかご安全に!
ありがとうございました。