運送会社様の不況対策

最近、いろんな運送会社の社長様からお話を聞ける機会を頂くの

ですが、各社様とも『不況のあおりで年末の稼動率や売上が低下

している』とよく耳にします。

不況への対応策としては『トラックの減車などの事業縮小を計画

している』とか、『年賀状を出さない』って会社様も。

また『燃料代が下がらなくても良いから、安定的に仕事が有る方が

良い』とのご意見も。

他にも『えっ！マジっすか？』って話がたくさん有ります。

そんな中、運輸業界における物流業以外のニュースは・・・

京都のＭＫタクシーでは全国で合計約１万人の正社員を新規雇用

するとした計画を発表していました。

国内メーカー企業によるリストラが発表されている中、失業者に

対する受け皿提供として人材を確保しつつ事業拡大狙うとのこと

です。

大阪の阪急電鉄では、子会社に在籍する駅員や乗務員らを本社の

直接雇用に切り替える方針とのこと。

分社化や派遣導入を進めていたようですが、ＪＲ福知山線の脱線

事故で安全性強化の必要性を痛感し、安全性の強化を図り社員の

士気を高めるには本社による一括雇用が必要と判断されたよう

です。

実は、私がお話を聞いた運送会社の社長様の中にもこの不況を

チャンスと捉えて、社内変革による安全性向上や物流サービス

品質を向上させて、ライバル会社との差別化を図り事業拡大を

狙うなど、前向きな会社様もありました。

そして、当社が日頃から運送会社様と一緒に取組んでいるテーマは、

・最小限のコストで最高の安全確保を実現すること。

・社会的責任を問われるような重大事故をゼロにすること。

・安全確保と品質確保により利益を確保すること。

来年は、今年以上にこれらのテーマが重要になると感じました。

 

運送会社様にとって当社は即戦力であり最高の協力会社になれる

よう、もっとたくさんの勉強や経験をしなければ！

 

色んな方との会話を通じて、学びの必要性を気付けることは貴重な

ことです。

 

ありがとうございました。