失敗から学ぶ

13時と20時からの講師対応の間に顧問先運送会社を数件訪問し、ある

配車担当者様とご面談。

「最近、大口の運送受注に対して集車できずにお客様にご迷惑をお掛け

しました・・・」と少し意気消沈モード。

私からは自身が配車業務を担当時に犯した数々の？失敗談を紹介しつつ、

“積極性”を失わないように下記のアドバイス。

「仕事で失敗（配車漏れ）をしても、命までは取られませんよ！」

「会社（組織）で働いている最大のメリットは失敗できることであり、

独立後に仕事で失敗したら自分の生活に直結してしまうので、慎重に

なりがち。」

続いて「なぜ集車できなかったか？どうすれば失敗しなかったか？」を

ヒヤリング。

この部分を掘り下げて考えて、反省と奮起をすることが将来の糧になる！

そして、今回の失敗をすぐに忘れられる方法を二つご紹介しました。

【Ａ案】今回の失敗を穴埋めするような大きな成功を収める

【Ｂ案】今回の失敗を上回るような大きな失敗をする

どちらにしても“積極的”に仕事を取り込まないと、現状からの脱皮

（成長）ができないってこと。

そして、「どうせやるなら大きな成功を収めよう（笑）」

配車業務で大きな失敗をされた人を見ていると、その後の行動は下記の

2パターンに分かれるように思います。

【Ａパターン】

もう二度と失敗をしたくないと思い、協力会社の拡張や連絡網の見直し

など、万全の受注態勢で仕事に取り組もうとする人。

【Ｂパターン】

もう二度と失敗をしたくないと思い、仕事や責任から逃れようとする人。

もちろん両者の売上金額と将来の姿には雲泥の差が生じますが・・・。

失敗から学べることは多く、失敗ほど素晴らしい経験はないと思います！

その配車担当者様は私が退出時、ニコッと笑ってくれました。

この度の良い経験（失敗）を良い体験（成功）に変えるべく“積極的”に

仕事に着手して下さい！

ありがとうございました。