主役:ドライバーさん 舞台:日常の現場
広島の運送会社様で開催されたドライバーさん向け研修で講師を担当。
本日のテーマは下記の4項目。
①飲酒運転の防止
②点呼
③身だしなみ
④挨拶
すでに社内で“周知”されている4項目について“徹底”することが私の役割。
「なぜそのことが大切なのか?」「やればどうなる?やらなければどうなる?」などの説明に時間を割き、皆様の関心度や理解度を表情で確認しながら研修プログラムを進めていきます。
特に“手段”と“目的”を間違えないようにお願いしています。
例えば・・・
①と②は交通事故防止が目的。
③と④はお客様の支持を得て、仕事(売上・利益)を確保することが目的。
①②③④共通の目的として「ドライバーさんとご家族の生活を守る」こと。
さて、こちらの運送会社様での素晴らしい取り組みを一部ご紹介。
研修内容を風化させないよう、前回や前々回の研修内容の履行状況を各班長様から発表されます。
その発表に対して全ドライバーさんが「どの班長の発表(日頃の取り組み)が良かったか?」を、理由を添えてアンケートに記入。
講師の話をその場でインプットするだけでなく・・・。
班長様が振り返りつつアウトプット。
さらに、全ドライバーさんが他のドライバーさんの行動に対して、自分の意見をアウトプットしながらご自身の行動を振り返り。
研修の“主役”はドライバーさんであり、“舞台”は日常の現場との位置付け。
研修の場に結果を求めず現場に結果を求めることで、他人事ではなく自分事として捉えて頂けます。
また、研修の模様はインターネットを介して全事業所様に同時中継されて、同様のアンケートに記入されています。
まさに全員同時参加型の研修により、全事業所様が同じスタンスで行動に移し進化されているように感じました。
管理者様が、思いが伝えるために編み出された素晴らしい研修スタイルでした!
ありがとうございました。