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プロデキューブログ

〜運送会社の改善活動を現場目線&客観的視点でレポート〜

公開日:2011.09.15

必要or不必要

今週は当社の講演や研修に関するご感想を聴ける機会に数回恵まれ

ました。

ありがたいことです。心より感謝申し上げます。

ご感想の中でも、苦言はさらにありがたくお受けしています。

以下はそのインタビュー結果から気づいたこと。

やはり当社が全力で伝えていることは「簡単なこと」「基本的なこと」

ばかりのようです。

当社の研修内容について自社内に置き換えてのコメントを求めると、

このようなキーワードが多いようです。

・知っている(私はわかっている)

・やっている(現在取り組んでいる)

・できている(結果が出て継続し風土化している)

できている以外のふたつは「できていない」ってことのようです。

「できている」の中ででも「いつでも・誰でも・どこでも」できて

いなければ、「できていない」と同じ意味のようです。

同じ会社の人同士で同じ講演や研修を一緒にお聴きになられても、

抱かれた印象が正反対の場合が数社ありました。

・当社にもプロデキューブの研修は必要

・当社にプロデキューブの研修は必要ない

中小規模の運送会社様では「必要と思うのは経営者や上司の方で、

不必要と思うのは現場の部下の方」が多いようです。

しかし会社の規模が大きくなれば「あの研修は必要」と思う層が

逆になることもあるようです。

逆転現象の意味や理由はその会社内の現場(現状の結果)を見て

みないとわかりませんが・・・。

部下の方にも向上心が溢れている証拠なのでしょう!

私個人的には、現在は「必要ない!」と思っておられる方からも

「必要!」と言って頂けることが“提案型研修”の講師としての

醍醐味です(笑)

提案型研修を提供するためには、“現場を見せて頂くことが必須”

なのが難点ですが・・・。

ほかには厳しい研修は上司が喜び、優しい研修は部下が喜ぶよう

です。

「当社には早すぎるので不必要」とのご意見や「当社ではできて

いるので不必要」とのご意見もありました。

どおりで「未取組→取組中→取組完了」の改善サイクルの中ででは、

取組中と仰る運送会社様からのオファーが続いているのが理解でき

ました。

理解できないのは「何をもって“取組完了=できている=この先も

できる”との判断をされたのか」ってこと。

“未取組”や“取組中”なら一目瞭然でわかりますが・・・。

また、目標数値など“あるべき姿”のレベルが各社様間はもちろん

各者様間で違うことも、よく理解できました。

「現場を理解しているから説得力がある」「話し方に強弱があり聞いて

いて引き込まれる」「何をやっている人なのかがやっとわかった!」と

仰ってもらえたことも嬉しかったです。

さて、月曜の朝からスタートした大阪地区における講師対応は、

今夜のドライバー研修会でひとまず終了。

週末に広島で開催される、運送会社様が多数ご来場予定の大きな

講演に集中します!

また機会があればインタビューをして率直なご意見ご感想を聴いて

みたいです。

ありがとうございました。