24年振りの公園
私が高校からの斡旋を受けて就職したのは、南森町にあるパンやケーキを製造する会社。
別にパティシエに憧れていたわけではなく・・・。
進路指導担当の先生にお願いしていた就職先に関する希望はこの3点。
・入社試験はテストが無くて面接と作文のみ
・仕事内容や休日は一切問わず何でもやります
・給料が1円でも高い会社で働きたい
言い換えると「苦手な勉強は回避してすぐに稼ぎたい!」ってのが本音(笑)
当時はバブル景気の真っただ中で、“就職先を選べる時代”だったようです。
そして3点の希望にマッチした3社から前出の会社を希望して就職。
各店舗へ商品の配送するための仕分けや手配をしたり、緊急時にはトラックに乗って配達することがメインの業務でしたが、パンは作ったことがありますよ!
ある日“父の日パン”として売り出すべくお父さんの顔をパンで作っていたのですが、焼き時間が短くて「顔色が悪くみえる」と上司から叱られたことも(笑)
昼食を終えるといつも散歩しながらこの公園にたどり着いていました。
そしてこの公園が折り返し点のごとく、トボトボと会社に戻っていました。
そしてその会社は若気の至りで1年もたずに退職してしまいましたが・・・。
本日、24年振りにこの公園に立ち寄りました。
公園の向かいにある新聞社様で、来月の講演の打ち合わせを行った帰り道に。
野崎公園って名称であることもはじめて知りました。
パン屋さんの格好をしていたあの頃からすると、今は想像できない仕事をしています。
それが人生の面白さ!
創業当時には想像できなかった企業様から講演や仕事のご依頼を頂けることも。
これが仕事の面白さ!
新しい道を切り拓く楽しさを、改めて実感できたひとときでした。
ありがとうございました。