ほぼ毎日更新中!
プロデキューブログ

〜運送会社の改善活動を現場目線&客観的視点でレポート〜

公開日:2011.12.07

いつも気になる受講率

言うまでもなく当社の研修は有料開催です。

講師を担当する時にはいつも「研修料金の費用対効果」を高める

ことに注力しています。

研修料金を納得してお支払い頂くためにも研修開催の実績や記録

のみで満足されるのではなく、内容を共有して理解して現場で

実践して費用対効果を高めてほしいとの願いから。

それゆえに受講人数よりも受講率が気になります。

なぜなら・・・。

交通事故防止の研修を行った後に事故ゼロを達成しやすいのは?

【A社】受講予定者が100人で実際の受講者が50

【B社】受講予定者が10人で実際の受講者が10

それは【B社】です。

顧客クレームの撲滅や燃費の向上も同様の結果になります。

私は受講率が高い研修時ほど改善効果が高いと気付いた時から、

受講率が気になって仕方がない。

ですから受講人数が少なくても「全員受講」と伺えば安心です。

ある運送会社様でも同様のお考えで、「全員受講」を目的に四夜

連続で同じ内容のミーティングを開催されています。

繁忙期により帰庫が遅れるドライバーさんを全員で待って作業を

手伝い、全員揃ってから全員で挨拶をしてミーティングを開始。

ちなみに昨夜開催のミーティングでは当初の開始時間から2時間

遅らせて22時開始。

今夜のドライバーミーティングも1時間遅れの21時開始。

そのかわりミーティング時間は60分から30分に短縮されています。

当社の持ち時間も当然短縮(笑)

私もたくさんのことを一部の社員が実践するよりも、少しのことでも

全社員が実践できる方が良いと思います。

たとえ受講人数が多くても受講率が低ければ“もったいない”

当社の研修料金は受講される方が10人でも100人でも同じ料金です。

研修効果を高めるために、ぜひ「受講率」を高めましょう!

ありがとうございました。