飲酒反応が出たドライバーさんへ
先日ある運送会社様で朝礼に参加した際の出来事。
あるドライバーさんが前週にアルコール検知で飲酒反応が出たらしく、
全ドライバーさんを前にして「謝罪報告」を行っていました。
そのドライバーさんは研修講師である私にも「すみませんでした」と
謝ってこられました。
皆さんならそのドライバーさんに『どのように声を掛けますか?』
私はこのように言いました。
「運送会社に勤めてて良かったな!」
「運輸業以外にはアルコール検知の習慣がないから、そのまま出発
して、もしも事故を起こしたら飲酒運転で逮捕されたかもやで!」
「○○運送に勤めてて良かったな!」
「○○運送では最新型で高感度のアルコール検知器を導入してるやん。
感度が良すぎて誤反応も有るけど、あの機械は日本一高価なんやで。
あの機械への投資はドライバーの安全を願う会社の思いの表れやから
感謝せなあかんよ!」
「他社では未だに“おもちゃみたいな検知器”を使用して、未反応で
出発していくドライバーさんを見掛けるけど、かわいそうやで・・・。」
「なんでやと思う?」
「おもちゃみたいなアルコール検知器で計測しても、ほんまに未反応
なんか怪しいもんな!
それで自分が残酒状態であることを知らんまま出発して、事故したり
飲酒反応が出て捕まったらかわいそうやろ・・・。」
こんな話を私から努めて明るく言うと・・・。
そのドライバーさんは頷きながら・・・。
「がんばります!ありがとうございました!」と答えてくれました。
ありがとうございました。