先生を囲む会
昨夜は大阪で渋谷高校サッカー部のOBが集まり、来春に定年をお迎えになる顧問の先生を囲む会。
先生から直接サッカーを教わった人が、私より8学年上から4学年下まで70人以上集結。
先生のご挨拶時には全員起立の状態。
その時に先生が発した「みんな座って~!」との声や言い方にドキッ。
高校時代、試合中のハーフタイムでベンチに戻ると、先生がよく言われていたフレーズそのまんま!
先生のご挨拶を聴いていて気づきました。
現在の私の軸になっている「勝つことへの執念。そのために一番になることをあきらめないこと。」はこの先生に叩き込んで頂いたように思います。
そう言いながらもサッカーの楽しさを教えてくれた先生。
サッカーの練習プログラムは、レギュラーメンバーもそうでないメンバーもほぼ同じ。
先生曰く・・・
『サッカー人生は高校時代の3年間だけではなく卒業後の方が長い。卒業後も皆が一緒にサッカーができるように。』との思いからだそうです。
ライバルや勝負への“強さ”だけでなく、仲間への“優しさ”や人生の“楽しさ”をも教えてくれた先生でした。
私たちは先生のお教えを守るべく、「渋谷FC」として大阪府社会人リーグに加盟してプレー。
最高位は大阪の二部リーグまで駆け上がりましたが、晩年は六部リーグでも勝てなくなりチームは解散(汗)
その間、同級生はもちろん先輩や後輩ともサッカーを通じて交流があったのですが、ひとりだけ“できれば会いたくない先輩”がいました。
その先輩は後に教師になられたのですが、教育実習として一時期だけ私たちの高校でサッカー部の指導していました。
当時、高校3年生だった私はその指導方法に反発し、練習中に“若気の至り”が大爆発!
その先輩と大騒動に・・・(ここでは書けません)。
そんなことも思い出しながら、“先生を囲む会”のクライマックスは全員で壇上に集まり記念撮影。
偶然にも先述の“会いたくなかった先輩”が私の隣りに・・・そして目が合う。
「昭和43年生まれの高柳です。その節は大変失礼しました。」と思わず謝る私。
その先輩は「おまえのこと覚えてるぞ~これからもよろしくな!」って手を差し伸べて頂き、笑顔で握手をしてくれました。
26年振りに肩の荷がスーッと下りたような気持ち(涙)
先輩。26年前はすみませんでした。本日はありがとうございました。
さて、来春のご定年記念パーティーでは「学年対抗フットサル大会」を企画とのこと。
先輩の皆さんは「ハンデはいらん!」と豪語されていましたが、絶対に負けへんで~(笑)
そして閉会後は「高柳~!次の店に行くぞ~!」って先輩の声に無条件でついて行く。
10名ほど連なって二次会のお店に到着してから気づきました・・・。
「あかん!この店に来てるん先輩ばっかりやん。私が一番歳下やん(汗)」
その後の三次会まで続いた私の奮闘振り?は、皆様のご想像にお任せします(笑)
ありがとうございました。