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プロデキューブログ

〜運送会社の改善活動を現場目線&客観的視点でレポート〜

公開日:2012.07.31

“もらわない”仕事と“もらう”仕事

かつて「ドライバーは生産工程や流通過程の最終ランナーを担っている

ような仕事ですから・・・」と表現される方がいました。

生産された商品を、お買い上げ頂いたお客様(配送先様)にお届けする

からでしょう。

でも、この考え方は先日にこのブログで記載した「売り場とお買い場」と

同じく、売り手(荷主様)視点の象徴的な発想・・・。

買い手(配送先様)目線で考えれば、ゴールではなく購入された商品と

初めて出会う「スタートの時」ではないでしょうか。

納品や配達をゴールと捉えるかスタートと捉えるかの違い。

どちらにしてもドライバーが提供する(求められる)サービスレベルは

ほぼ変わらない。

ようするに荷主様のことを考えて仕事をするのか、配送先様のことを

考えて仕事をするのかの違い。

荷主様からクレームをもらわない仕事と、配送先様から喜んでもらう

仕事。

“もらわない”仕事を目指すか、“もらう”仕事を目指すかの違い。

荷主様が一番喜ぶのは配送先様が喜んでくれて、また注文が入ること

だと思います。

その商品を使用して魅力が期待以上であれば、また注文してくれたり

新たなユーザー様を紹介してくれるでしょう。

そうなることで荷主様の売上と利益が上がりますから。

配送先様の事を考えて仕事をすることこそ、荷主様のことを考えて

仕事をしているってことですよね!

運送会社様が荷主様に請求する運賃を“コスト=安い方が良い”として

見られるのではなく、販売管理費として計上されるような仕事。

メーカー様の物流部様だけでなく営業部様にも喜んでもらえる仕事です!

『皆さんはどちらの仕事に従事したいですか?』

さて本日は7月の最終日。

「本日で7月が終わり」と思うか「明日から8月がはじまり」と思うか。

当社では8月度から新しい研修スタイルがスタートします!

運送会社様にとっては共通の大きな課題の解決策であり、当社にとっては

新たな定番の研修サービスになりそうで、今から楽しみです。

(もちろんGマーク認定でも加点対象ですよ)

ありがとうございました。