プロの講師の使命とは
某大手路線運送会社様が年に1度開催されている幹線協力会社様向けの安全セミナーで、講師を担当しました。
関西から九州までの運送会社約50社様から、80名を超える経営者様や管理者様がご来場されていました。
地元大阪での開催。
地元だからとはいえ同じ地域で何度も講師を担当させて頂けることに感謝。
必然的に当社が担当するセミナーに何度もご来場されている方も多数いらっしゃいます。
ありがたいことです。
その感謝をカタチにして期待に応えるべく、過去と同じセミナー資料は使わないことが当社のポリシー。
たとえお一人でも過去にご来場された方がいらっしゃれば、セミナーの内容はガラッと変えています。
常に新たなセミナーテーマに取り組むことで、いつも「来て良かった!」と思ってほしい。
常に新しい情報(提案や改善方法)をお持ち帰り頂き、いつも自社内で実践してほしい。
これが同じ地域で何度も講師を担当する者の使命だと考えています。
プロの講師として当社が提供するべき“プロの流儀”だと考えています。
私は本日のセミナー資料を作成するために、昨日までの連休をほぼ費やしながら試行錯誤を繰り返しました。
「何度も足を運んでくださる運送会社様に恩返しをすべくお役に立ちたい。」
そのために。
「たとえ能力が無くても、誰にも負けない努力をすれば結果は裏切らない。」
決してあきらめずに手を抜かないことがプロとして“最低限の礼儀”
このような思いが新しいセミナープログラムの創作意欲を掻き立てて、新しいアイデアが次々と浮かびます。
ちなみにセミナータイトルは「交通事故に遭わない防衛運転の指導方法」
本日、ご依頼を頂いたのは運送業界では有名な「防衛運転の励行について」との一文を考案して、ドライバー教育時に使用されている運送会社様。
「プロであれば事故を起こしてはならない」で始まるあの一文・・・。
もちろん私は全て暗記しています。
セミナー後は引き続き懇親会。
「20年ぐらい前に会ったことが有ると思うんですけど・・・。」と、ある運送会社様が声を掛けてくれました。
状況をお聞きして「そうですよ!」と答えると同時に握手!
私が以前勤めていた運送会社で配車担当時に、ローカネットの実務者会議にはいつも参加していました(当時はローカルネットも創成期であったため近畿ブロックではなく阪奈和ブロック)。
その実務者会議で行われたグループディスカッションで、私が議長を勤めていたので覚えていてくれたとのこと!
その時に私がお渡ししたローカルネット仕様の「写真付き名刺」も覚えておられました。
20年振りの固くて熱い握手です。
その頃、大林は以前勤めていた運送会社の上司に出会い感慨深げな様子。
そんな中、ある運送会社様からは来月の管理者研修のご依頼も頂きました!
懇親会後は大林と新地→十三のコースで(十三→新地ではない)で打ち上げ。
打ち上げをするぐらいに本日のセミナーに注力していたとご察しください(笑)
十三では幼なじみの店で幼なじみの友人も合流。
またひとつ思い出に残るセミナーになりました。
ありがとうございました。