フォークリフト作業時の労災事故を防止するために
大阪の運送会社様で月次の管理者勉強会。
本日のテーマは「秋のお月見」
「秋の全国交通安全運動期間中にプロドライバーが注意すべきこと」の情報提供と、メインテーマとして「フォークリフト作業に関する社内ルール」について。
交通事故はトラック乗務時に発生しますが、労災事故はトラック乗務時だけでなくフォークリフト作業時にも多く発生しています。
勉強会はこんな手順で進めました。
② フォークリフト作業に対する考え方を変える
③ 労災事故を防止するための社内ルールの作成方法を提案
④ 管理者からドライバーへの社内ルールの伝達方法を提案
ポイントは「管理者自身が納得しないことは、ドライバーには正しく(多く)伝わらない!」ってこと。
これはフォークリフト作業に関することに限らず、全ての事故防止活動や改善活動に通じるポイント。
ひとりでも多くのドライバーから理解を得るために、ひとりでも多くの管理者が理解することも重要です。
だから「ご多忙とは存じますが、これからも管理者同志お誘い合わせの上で、ひとりでも多く勉強会にご参加ください」ともお願いしました。
勉強会に参加されている管理者が現場のドライバーに伝える前に「勉強会に参加されていない管理者に伝える」という手順が増えてしまいますので。
もちろん伝える対象はドライバーだけでなく、フォークリフトが稼働している事業所に所属している全ての人であることは、言うまでもございません。
「人を介することで熱意が伝わる確率が低下」することも回避できます。
夕方からは兵庫の運送会社様へ。
先日に当社が講師を務めたあるセミナーにご来場されていたご縁で、はじめての訪問。
来月に全国から管理者がご参集される機会において、管理者向け研修を提供することに。
「同日すでに私は東京での講演予定が入っていますが、弊社の大林が講師を担当しますのでご安心ください。」とお伝えし、ご快諾を頂きました。
ありがとうございました。