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プロデキューブログ

〜運送会社の改善活動を現場目線&客観的視点でレポート〜

公開日:2009.02.11

昨夜放映の『ガイヤの夜明け』より

タイトルは『物流が消費を変える~運ぶだけから脱却せよ~ 』。

まずは新たなビジネスモデルで運送業界全体を元気にしようとして

いる東大阪市の運送会社様。

こちらでは九州方面へ家電を配達した後、大阪までの帰り荷がなく

空車回送が多かったとのこと。

そのムダをなくすために、九州地区の農家を社長様が説得して回り

「新鮮で安全な野菜」を買取り、大阪へ運んで自社のトラックで

移動販売する流通ルートを構築されていました。

当初はドライバーさんへの接客指導など教育にご苦労されたことで

しょう。

ちなみに九州地区農家を訪ねて新鮮な野菜を大阪へ運ぶシーンでは

私のお知り合いの佐賀県の運送会社様が映っていました!

 

農家から野菜を引取時には身だしなみはもちろんのこと、丁寧な

言葉遣いや積込作業でとてもカッコ良かったです!

続いて、現代の消費者ニーズにあった宅配物流サービスを“売り”と

して、他社と差別化を図り売上を伸ばしている吹田市の食品会社様。

消費者が深夜12時までにネットで注文すれば、中央市場と直結して

翌日の夕食時までに宅配するシステムです。

その食品会社の社長様曰く『最後の受け渡しの時に印象が悪いと

いくら良い商品でも顧客はイヤになるので、宅配を担当する運送

会社には御用聞き係として、何か一声掛けて帰ること』を教育

されていました。

そんな中で荷物が無いと嘆いていた長野県の某運送会社さん。

積込作業時の映像では大型車ドライバーがヘルメットのあごヒモを

していないし、制服上着の前ファスナーは開きっ放しで作業・・・。

『せめてテレビ撮影時だけでも誰か注意する人はおらんのか!』

『こんな映像では運送会社全体へのイメージが損なわれる!』

私、思わずテレビに突っ込んでしまいました。

やはり教育は大切です。

 

売上や利益低下時には『外的要因を第一理由とせずに、まずは

自社内を見つめ直すこと』ですね。

そして番組中、ある熱い場面でこんな言葉が有りました。

『運送会社がじっと待っていても荷物は来ない時代。

来ないなら運送会社自らが荷物(商品)を作るんや!』

とても共感しましたし勇気を頂きました。

ありがとうございました。