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プロデキューブログ

〜運送会社の改善活動を現場目線&客観的視点でレポート〜

公開日:2012.12.12

ドライバーが憧れる管理者になるために

先日開催された多くの運送会社様が集まる会合で、「自社内でどのような

研修を実施したいか?(必要か?)」との議論になった際に、ダントツの

第一位は「管理者向け研修」だったとのこと。

事故防止(利益の確保)を含むや品質向上(売上の確保)には、管理者の

育成が不可欠で近道だと気付かれた場合でも、管理者(後継者を含む)の

育成方法がわからないとのご意見が多かったようです。

視点を変えれば、ドライバーが管理者になりたがらない運送会社様が多い。

乗務中の給与と責任との比較結果かもしれませんが、「出世をしたくない」

との気持ちは労働意欲の低下にもつながり、事業の発展にはマイナス要因

になることも危惧されます。

当然ながら、出世を拒む社員が大勢を占める運送会社様に意欲的な人材は

集まりにくい。

募集して採用しても、意欲的な社員(ドライバー)から辞めていく・・・。

だから当社は「ドライバーが憧れる管理者になる」必要性を考える。

しいては、「ドライバーを含む運送業界が憧れの職業になるために」

そのために、各地の運送会社様で管理者育成の必要性と方法を広める

活動を行っています。

本日は広島の運送会社様で、管理者向け勉強会のデモを2回実施。

日程等の諸条件を合わせて頂く必要はございますが、デモは無償で提供

しています。

管理者が意欲的に働く姿を見せることで、ドライバーが意欲的に働く。

ドライバーは管理者になることを憧れて、向上心を抱き意欲的に働く。

意欲的に働くドライバーを見て、意欲的な人材が運送業界に興味を持つ。

そうなることを願っています。

「運送業界が憧れの職業になるために」

たとえば・・・。

・「この運送会社で働きたい」と求職者の行列ができる

・「この運送会社に仕事をしてほしい」と荷主の行列ができる

・社内ではポスト登用や各種行事にもドライバーの行列ができる

「行列のできる運送会社になるために」

そんな夢を綴りながら、今夜の宿泊地に到着。

ありがとうございました。