親身になって
大林は大阪の運送会社様でドライバー研修。
昨日訪問した広島の運送会社様もそうでしたが、社員のために交通事故防止を含む輸送品質向上を目指す社長様は、すぐに実践(率先垂範)されています。
ありがとうございます。
高柳は埼玉の運送会社様でのドライバー研修。
本日の研修会場はこちら。
聞き耳を立ててみると、「本日の講師に対する挨拶」のみを大声で何度も練習されている。
「よろしくお願いします」
「ありがとうございました」
何度も何度も繰り返している。
先導役の管理者様もすごい声量で。
唱和訓練を聞きながら、社長様にご挨拶をして研修に対するリクエストを最終確認すると・・・。。
社長様曰く。
「本日、全国の支店から召集した受講者は、この一年間で事故や違反をしたドライバーとその上司である管理者で約100名です。
悪いことをした社員ですから、どうぞ厳しく指導してください。
でも、悪いことをした社員ですが、ウチの大切な社員なのです。
だから、どうぞ思いっきり厳しく指導してください。」
社長様の言葉や口調は厳しくも、目はとても優しい親の目のよう。
私は「〝親身になって“厳しく指導します」と約束して登壇。
パソコンの接続をする間、張り詰めた静寂の中から100人の熱視線がこちらに刺さっているのがわかる。
そして、先ほどの唱和訓練のテンションそのままに、100人の気迫が一つになった挨拶を受ける。
こちらの運送会社様では、今まで損保会社様等から外部講師を招聘されていたとのこと。
普通の人なら・・・あの熱視線と挨拶を受ければ怯むかもしれません。
でも私は違う!
間髪入れず、100人に負けない気迫を込めて大声で挨拶を返す。
その後は120分間の厳しい研修。
はじめてお会いした皆様に対してでも“プロの講師”として親身になって。
またひとつ、忘れられない研修になりました。
ありがとうございました。