事故は運転室内で起こっている!
大阪の運送会社様での管理者勉強会で、大林が添乗指導の結果報告を担当。
添乗指導用に借用したこちらの制服を着て、「安全・品質・環境」に関して以下の3つのカテゴリー別に報告。
・良い点(継続して社内で広めて頂きたい運転行動)
・改善した点(ドライバーさんに理解を求めることで改善できる運転行動)
・指摘した点(会社として社内ルール化が必要な事項)
ドライバーさんの運転行動や運転席の整理整頓を含む運転姿勢を見れば、どのような事故傾向かを読み、効果的な対策を講じることができます。
一番伝えたかったことは「事故は運転室内で起こっている!」ってこと。
話は変わりますが・・・。
移動中に私たちの車の真後ろを走行していた大型トラックのドライバーさん。
走行中も信号待ち時も、ずーっと地図を見ながら運転されていました。
大阪ナンバー(社名は伏せます)で地元のはずなのに・・・。
このように周囲のドライバーの運転行動に注意を払い、危険を発見したら先に行かせる等の安全行動を選択するとも防衛運転のひとつ。
なぜなら「防衛運転とは交通事故を起こさないことはもちろん、交通事故に遭わない運転方法」ですから。
単に「気をつける」だけでは不十分かと・・・。
ちなみに「気をつけて!」って声掛けは、運転に関する素人(小さな車で近距離を運転したり日常的に運転業務が本業ではない人)が交わす一般的な会話だと思います。
運転のプロは日常の点呼や会話においても「何に気をつける&どのように対処する」を確認すること。
プロドライバーの皆様、そしてプロの管理者の皆様は、ぜひ安全にこだわってください。
安全にこだわれば、必ず安全に関心が芽生えます。
管理者様の安全への関心が高まれば危険が目につき、「事故防止の効果的な一言」が自然に出ます。
関心とはこだわりであり、こだわりが強くなれば社内ルールがさらに細分化されます。
「安全へのこだわり=安全の社内ルール」でご安全に!
ありがとうございました。