安全と品質についての“考え方”
小雪がちらつくほどの寒い中を、わざわざ運送会社の管理者様がご来社され
ました。
安全と品質の両輪活動に向けて情報提供を行いました。
こちらの運送会社様は交通事故防止活動において、私が知る限りで業界トップ
レベルの高水準を維持されています。
交通事故防止活動で培ったその“考え方”を品質向上に転用すれば、必ず良い
結果が出るでしょう。
これは月間交通事故ゼロを達成された、ある運送会社の社長様の言葉。
「これでやっと品質に取り組める!」
こちらの運送会社様も素晴らしい“考え方”だと思います。
さて、本日は安全と品質についての当社の“考え方”を記します。
まずは皆様に質問です。
「交通事故の件数と商品事故の件数はどちらが多いですか?」
扱っている商材、また配送件数や業態(チャーター便とスルー便)によっても
変わりますが、商品事故の数が多い運送会社様が見受けられます。
もうひとつ質問です。
「交通事故ゼロを達成するのと商品事故ゼロを達成するのは、どちらが困難?」
交通事故の起因は他車を含む付近通行者等により外的要因にも左右されます。
商品事故は外的要因よりもヒューマンエラーによって多く発生します。
ヒューマンエラーとは「決められた手順自体が間違っている(足らない)」
もしくは「決められた手順を守らなかった」時に発生します。
最後に・・・。
安全は個人戦(交通事故を起こせば惹起者個人が一番損失を負う)
品質は団体戦(誰かができても誰かができなければ評価されない)
ほんとに最後に・・・。
・安全は自分のため→無事故→自分の健康を得る
・品質はお客様のため→生活→自分の収入を得る
本日はこれから外出するため時間が無くて、とりとめのない文章で申し訳
ございません。
どれかひとつでも、このブログをご覧頂いている皆様のお役に立てれば
幸甚です。
ありがとうございました。