続・荷主様のニーズ
午前中はこちらの京都自動車会館へ。
リクエストを頂いた研修テーマは「安全・優良なドライバーを目指して!」
優良とは“有料の価値”が有るということだと思います。
有料の価値が有るから荷主様から相応の対価として運賃が頂ける。
それがプロドライバーの仕事であり、プロドライバーの価値が運賃に表れる。
そして、いつも誰かにその仕事を見られていることがプロの定義。
だから、見られるに耐えうるレベル以上の価値が無ければプロではない!
残念ながら道の上でのトラックドライバーによる安全の取り組みは、荷主様には見えにくいもの。
バスやタクシーならお客様が乗車しているので見てもらえるのですが・・・。
そうなれば荷主様に見てもらえる取り組みは「地に足を降ろした状態での地上戦しかない!」と言うことで、「あいさつ・みだしなみ・車輪止め」の“人の品”で勝負!
こちらの運送会社様は、昨秋に当社が講師を担当した某メーカー物流企業様の輸送協力会社向け研修に参加されていました。
その際の当社の研修プログラムは荷主様のニーズに沿って提案したもの。
すなわち、荷主様のニーズ100%。
その研修内容を社内で展開しようとする活動は、そのまま「荷主様のニーズへの対応」に。
研修の開催自体も荷主様から高評価を得られることでしょう。
まさに「理にかなった対策」だと思います。
最後に全員から「ありがとうございました」とお礼を言って頂きました。
社長様の発案と号令により“全員が起立時に椅子を机の下に入れてから”
私は講師対応後も京都に残り、午後は搬出作業の立ち会いに。
「荷主様のニーズを知り、そのニーズに応えるために!」
講師たるもの率先垂範です。
星の数ほど存在している講師の仕事には国家資格等が必要でないことも多い。
当社が提供している研修もその部類に含まれます。
だからこそ、自分ができることしか伝える資格はないと自らを律しています。
自分ができないこと、やったことがないことは伝えてはいけないと思います。
もう一度、講師たるもの率先垂範です。
その努力を怠るならば人前で有料で語る資格なし。
それでは皆様、今週もよろしくお願いします。