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プロデキューブログ

〜運送会社の改善活動を現場目線&客観的視点でレポート〜

公開日:2013.03.22

記録より、記憶に残る研修を。

今日からセンバツ高校野球が開幕しましたね!

球児たちの熱い戦いの舞台である甲子園球場の横を通り、兵庫の運送会社様を2社訪問。

午前中は昨年にドライバー様向け安全研修(6ヶ月コース)をご採用頂いた運送会社様へ久々に訪問。

研修後の安全効果を確認するために現場を見学。

本日は研修後の無料メンテナンスとして、月次で自主開催されている安全講習会でのネタを提供。

それは、皆様と取り組んだ“あの6ヶ月間”の効果を持続して更に高めて頂きたいから。

午後は5月にドライバー向け安全研修を担当させて頂く運送会社様へ初訪問。

社長様の思いを約1時間お伺いした上で現場を見学。

自分の足で現場を歩くと、「会社で取り決めたことが現場でどのように取り組まれているのか」が見えてきます。

また交通事故防止には必ず「事故を近づける背景」があり、その原因を根絶しないと事故はゼロにはならないようです。

私が見ているのは・・・。

・車輪止めの正しい装着や縦列間隔等の車庫での駐車状態

・運転室内を含むトラックの美化と、タイヤを含む整備状況

・洗車場や給油所や休憩施設の利用方法

・点呼場の掲示物について内容や掲示状態

・玄関や側溝や事務所裏を含む構内の美化活動

・管理者の言葉や表情など来客をお迎えされる姿勢

・ドライバーの身だしなみや挨拶の仕方

・マイカーのお手入れ具合

ほかにも車両のタイプ(平・箱・ウイング)や積載商品・運行状況などの情報を加味。

そのすべてに改善ポイントのヒントがあります。

この事前情報収集を怠ったり、一般的な汎用プログラムを押し付けようとすると研修スタイルや研修効果が「下手な鉄砲」になりかねません。

最後に付近の道路を歩きながら研修のイメージが固まりました。

研修では「ズバッと指摘してスパッと改善」させて頂きますよ~!

このように、現場を改善するにはその運送会社様の現場で考えること。

机上論や一般論の研修では、会社の記録に残ってもドライバーの記憶に残りませんから。

何より、年度末のご多忙な時期にも関わらずご対応を頂いた管理者の皆様へ。

ありがとうございました。